ゴーン逃亡は「京都コングレス」を控える検察にとって最悪のタイミングだった (2/2ページ)
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「加えて『なぜこのタイミングなんだ』と検察関係者は苦りきっています」
とは、司法関係に詳しいフリージャーナリスト。
「地味な話ながら検察関係者にとって非常に重要なイベントを控えているからです。今年の4月に京都で開催される、世界中の司法関係者が集まる国際会議の京都コングレス(国連犯罪防止刑事司法会議)というのがそれ。日本での開催は50年ぶりで、2015年にドーハで開かれた前回大会で開催が決定されて以来、法務省はその準備に努めてきました。例えば、2017年に野党の猛烈な反対をよそにテロ等準備罪が成立しましたが、それもコングレスまでに国際的な組織犯罪防止のための法整備に迫られたからという側面もあったくらいです」
もちろん会議でゴーン被告の話題が上がらないわけがない。それまでに検察はどうしても「検察=正義、ゴーン=悪」という構図を作っておかねばならない。今後、時間的猶予がない検察サイドから、さらなる奇策が飛び出してくるかもしれない。
(猫間滋)