笑福亭鶴光が林家木久扇を爆笑直撃!「笑点」出演50年の「裏事件」(3)ラジオと噺の間は全然違いまんねん (2/3ページ)

アサ芸プラス

木久扇 ウチの倅、春風亭小朝師匠に鍛えられて、古典を100覚えたんです。すごいんです。私は3つしか知らない(笑)。師匠に「目黒のさんま」とか稽古してもらってるんですけど、そういうの、大ホールでやってもウケないでしょ。

鶴光 どんな噺が自分に向いていると思います?

木久扇 ベタボメされたのは「湯屋番」。番台の男やお客を、長谷川一夫や大河内伝次郎などの声色でやるんです。すごいウケて。

鶴光 お弟子さんの(林家)彦いちさんって、新作落語で注目されてるでしょ。古典しかやらないから、新作のことはよくわからない。

木久扇 古典は公式だと思うんです。で、応用問題が新作。骨組みがしっかりしていれば、新作もちゃんと聴けると思いますよ。

鶴光 ま、古典もできた時は新作ですからね。それをいろんな人が練って練って、今の古典の形になったわけやから。

木久扇 鶴光さんの小噺その1、新しい切り口でしたよね。

鶴光 ドラマの台本に「出演者その1」とあって、これを小噺にしたらどうやろって思ったんです。

木久扇 「オールナイトニッポン」(ニッポン放送)に、いろんなことを盛り込んでいましたよね。

鶴光 ラジオの間と落語の間とは、全然違いまんねん。ラジオを朝5時までやって、その勢いで営業に行ったら、しゃべり、早くなっていました(笑)。

木久扇 鶴光師匠の新しさっていうのは、そういうところから養分を採っているんだなって思いましたね。

林家木久扇(はやしや・きくおう)1937年10月19日、東京・日本橋出身。60年、三代目桂三木助に入門。翌年、三木助没後、八代目林家正蔵門下へ移る。69年から日テレ「笑点」のレギュラーメンバー。73年に真打昇進。

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