戸田恵梨香（３１）が主演を務める、ＮＨＫの連続テレビ小説『スカーレット』が好調だ。昨年９月から放送を開始し、現在まで視聴率２０％前後を維持している。

　１月９日発売の『週刊文春』（文藝春秋）では、戸田演じるヒロインの喜美子の夫・八郎を演じる松下洸平（３２）が主婦層をときめかせていると報じている。

　松下は２００８年にデビューしたシンガーソングライター。舞台やミュージカルでキャリアを積む一方、朝ドラのオーディションを何度も受けては落ち続けてきたという苦労人だという。

　ところが、松下演じる八郎がドラマに登場すると、爽やかなルックスに、誠実で不器用な姿を見た視聴者は「あの俳優は誰？」と騒然。『週刊文春』によると、ドラマ序盤、“濃い顔”の北村一輝（５０）とのシーンが多かったせいか、松下の登場に、戸田も「やっと顔の薄い人が来た（笑）」と、上機嫌だったという。

「昨年１１月には『女性自身』（光文社）が戸田と松下の“親密な関係”を報じています。『スカーレット』の撮影スタジオの待機場所にはヒロイン専用のスペースがあり、他の出演者やスタッフも気を遣って立ち入ることはないのですが、松下だけはそのスペースに入り、戸田と会話を楽しんだり、肩を揉んであげたりしているといいます。

　また、１０月上旬には戸田の顔に炎症ができ、撮影が休みになるハプニングもありましたが、その２日ほど前には松下も同じ症状で撮影を休んだといいます。ドラマで夫婦を演じるにあたって、プライベートでも２人は良い関係を築いているのかもしれませんね」（女性誌記者）

　ドラマでは、喜美子と結婚した八郎が有名陶芸家に成長を遂げ、今後は喜美子も陶芸家の道へと歩み出すことになるということで、松下の登場シーンも増えることが予想される。

　そこで、毎日『スカーレット』を楽しみにしている、４０代のＯＬ「朝子さん」と、３０代ライターの「ドラ美さん」に、俳優・松下洸平の魅力について語ってもらった。

■今までの朝ドラにないぐらいイチャイチャ

「恵梨香ちゃんもメロメロになるっていうの分かる気がする。あの薄～い顔、良いよね。早朝にはあれくらいがちょうど良い。北村さんだと濃すぎるもん(笑)。あと、松下くんと林遣都くん（２９）の絡みが多いのが嬉しいよね」（朝子）

「そうそう。恵梨香ちゃん、林くん、大島優子ちゃん（３１）が幼なじみで、序盤はじゃれ合うシーンが多かったんです。そこに松下くんが加わってるのが萌えますね（笑）」（ドラ美）

「林くんといえば『おっさんずラブ』（テレビ朝日系）でも、男同士のじゃれ合いが最高だったしね」（朝子）

「そう、林くんのそういう部分は重要なんです(笑)！　林くんと絡む松下くんのなんとも言えない感じが最高なんです。キュンとします。それに松下くんって、ドラマのキャリアがほとんどないのに演技がナチュラルで本当に上手い。自然だからどんどん見たくなっちゃいます」（ドラ美）

「特に、熱くなっている恵梨香ちゃんを冷静に受け止めてあげる“いい夫”っていうのが本当に合ってるよね」（朝子）

「うんうん。恵梨香ちゃんがどんどんいく感じで、松下くんが少し引いているっていう関係性がいいですよね。でも、松下くんもいくところはいくんです！　男らしさも感じさせてくれるんですよね～。そのあたりの、草食な感じと雄々しい感じの演技の加減が絶妙というか。いわゆるギャップ萌えですかね～」（ドラ美）

「お互いに“好き”っていうのが伝わってくるよね。それに、今までの朝ドラにないぐらいイチャイチャぶりがヤバくない？」（朝子）

「ヤバいです(笑)。ＮＨＫだからさすがに直接のキスシーンはないけど、そういう描写もありましたよね。抱きしめるシーンも多いです。あー清潔感あふれる松下くんにハグされたい～。いい匂いしそう～」（ドラ美）

「(笑)。あと、ここ最近の朝ドラでは『まんぷく』とか『なつぞら』とか、ヒロインの旦那やパートナーが“変わり者”なパターンが続いてたけど、久々に八郎は落ち着いた夫なのも、松下くんには合ってる」（朝子）

「本当にそうですね。落ち着いている、でも、内には秘めている感じもする。それを少しだけ感じさせてくれています。

　松下くん演じる八郎は陶芸家として評価を上げているけど、恵梨香ちゃん演じる喜美子も陶芸家として成長していくということだそうなので、２人の関係がどうなっていくのかが見どころですね」（ドラ美）

「夫婦だけど作家としてはライバル。そういった心の葛藤を、松下くんならばっちり演じ切ってくれそう。後半の展開にも大注目！」（朝子）

　佳境を迎えつつある『スカーレット』。松下洸平の存在感はますます高まっていきそうだ。