過去2世紀に渡り、人間の体温は下がり続けている(米研究) (2/3ページ)

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・10年ごとに0.03度体温が下がっていることが判明

 その結果、21世紀に生きる人たちの平均体温は、男性なら19世紀初頭に比べて0.6度、女性なら1890年代に比べて0.03度下がっていることが明らかになった。

 平均すると、人体は10年ごとに0.03度冷たくなっているということであるらしい。

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・なぜ体温が下がってきたのか?

 人体が冷たくなっているそもそもの原因は、生活水準や衛生環境が向上し、代謝率が下がったことではないかと研究グループは推測している。

 可能性の1つとして挙げられているのが、過去200年で進んだ公衆衛生の改善によって、代謝を加速させる炎症が減ったという考えだ。

 また暮らしが快適になり、人体が以前ほど懸命に体温を維持する必要がなくなったことも関係するかもしれない。

室温、微生物との接触、手に入れられる食べ物など、私たちの生活環境は変わりました。人類は皆同じで、このことが人類進化のすべてに当てはまると思われるかもしれませんが、じつは違います。私たちは生理学的に変化しているのです

とパーソネット氏は説明する。

 なお、体温に影響する要因はたくさんあるので、すぐさま平熱の定義を書き換えなければならないというわけではないらしい。

 また平熱には個人差もある。
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