嵐が新しい地図「完全復活」のカギを握る⁉4月日テレ新番組報道の裏

日刊大衆

嵐が新しい地図「完全復活」のカギを握る⁉4月日テレ新番組報道の裏

 2019年12月31日に放送された『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!』(日本テレビ系)。同番組で特に反響を呼んだのが、元SMAPで現在は『新しい地図』として活動する稲垣吾郎(46)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(42)の大奮闘ぶりだろう。

 番組がスタートして早々に登場した草なぎは、白ブリーフ1枚にカメラを担いだ“全裸監督スタイル”で登場。

 番組の中盤で登場した香取は、コワモテの生活指導の先生にふんしていたが、なぜか下半身はミニスカートにハイヒールで常に下着が丸見えの状態。

 稲垣の出番は番組の終盤。『キングオブコント2019』優勝のどぶろっくの歌ネタを披露。クールキャラで知られる稲垣が、「大きなイチモツをください! 慎吾と剛が二度見する 大きなイチモツをください!」と、全力で下ネタを熱唱し、ダウンタウン、月亭方正(51)、ココリコの5人を爆笑させた。

 1月11日の『東スポWeb』では日本テレビが、『笑ってはいけない』で大きな爪痕を残した新しい地図の3人に対し、この4月から地上波ゴールデン・プライム帯のレギュラー番組を立ち上げ、出演交渉もスタートしていると報じている。

 しかし、民放キー局のキャスティング担当する制作会社プロデューサーはこう反論する。

「ちょっと信じられませんね。そもそもこの時期から4月に始まる番組の立ち上げ準備をしていてはとても間に合いません。それに“日テレで”、というのは絶対にありえませんよ。というのも日テレは、そしてジャニーズ事務所本体と実に密接な関係ですからね。

 日テレの夏の看板特番『24時間テレビ』は、昨年は嵐、2018年はSexy Zoneがメインパーソナリティを務めるなど、ジャニーズタレントを必ずキャスティングします。今年の『24時間テレビ』も“嵐でいく”と聞こえてきていますから、ジャニーズ事務所との関係性が悪化するようなことは避けるはず。『笑ってはいけない』はダウンタウンが出演する年末特番ということで、特例でのキャスティングだったのではないでしょうか」

■嵐の活動休止後に地上波本格復帰?

 一方、日本テレビで働く放送作家はこう話す。

「確かにこの4月というのは難しいかもしれません。ただ、来年春の改編、もしくは来年1月、要するに“嵐活動休止後”なら十分にあると思いますよ。というのも、日テレ内では、とにかく『笑ってはいけない』に出演した3人の評判がいいんですよ。数字を持っているのに加えて、国民的スターの3人が、下ネタをあそこまで全力でやってくれることが明らかになり、バラエティ関係者としては、“ぜひうちにも出てほしい”となっているのは間違いないですからね。

 2019年はSNSやサブスクリプションの解禁が話題になり、20年もラストイヤーということで、今の嵐のタレントパワーは尋常ではない。しかし、嵐の活動休止後の“ジャニーズ”というコンテンツに圧倒的な力があるか、というと疑問です。それだけに、嵐の活動休止後、2021年以降はジャニーズとテレビ局の関係にも変化があり、新しい地図の3人の地上波出演が増える可能性もあるのではないでしょうか。

 新しい地図の3人をあらためて地上波で目にして、“やっぱりスターだな”と感じた人は多いと思います。やはり元SMAPの3人には万人に愛される華がある。さらに今年6月の契約更改の意思表示の際、中居正広(47)がジャニーズ事務所との契約を更新せず、3人と合流する可能性もあります。そうなると2021年以降、4人の番組が始まるというのも十分考えられるのではないでしょうか」

 新しい地図の今年の活躍は間違いなさそうだが、地上波での完全復活は2021年以降になるのかも⁉

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