妻が職場の同僚とW不倫 それを知った夫の驚きの反応 (2/3ページ)
――どんな点を不思議に思ったんですか?
稲田:森岡さんはすごい経営者で、東大卒でめちゃくちゃ頭もいい。そんなに頭のいい人が、いくら結婚でひどい目にあったからといって、彼女がうなぎを食べたいと言ったくらいで嫌気が差すかなと。こういう違和感はいろんな男性の話を聞いていてしばしばあって、本文の中にも少しだけ含ませています。
――実際、稲田さんは本の中で男性側に感じた違和感をかなり率直に書かれていますよね。
稲田:そうですね。前回でお話ししたモラハラをはたらく妻にしても、話を聞くと男性の方にも問題がある。……と言ってしまうとつらい自己責任論というか、「いじめられる側にも原因がある」みたいな話と同じ理屈になってしまうので心苦しいのですが、男性側は自分にも何かしらの問題があったと自認しないことには、次もまた同じような女性を選んでしまいます。そこは気をつけないといけないと思います。

――奥さんが職場で既婚者を含む複数人の同僚と不倫をした木島さんについても同様ですか?
稲田:木島さんのケースも奥さんがちょっと変わった人で、ある日突然浮気を始めたというように言っていますが、やっぱり夫である木島さんの話にも違和感がありました。
最初に浮気が発覚した時、普通だったら、まず裏切られたことへの怒りを妻に向けるじゃないですか。でも彼はその時、奥さんに対して非常に冷静に職場での事後対応を指示している。「無理に誘われたということにして、自分は被害者を装え」と。これはおかしいですよね。奥さんだって半分加担しているわけで。
――頭は切れるけれども、異様なほどの冷静さが怖かったです。
稲田:ちょっと狂気を感じるというか、人間の感情が一部欠落しているというか…。