「春の選抜」出場校予想【1】北信越地区の“当確”はあの名門校! (2/2ページ)
都立の城東が選ばれれば、確かに話題にはなる。が、実力的には花咲徳栄のほうが評価は高い。関東・東京地区の5校目は花咲徳栄が選出されるだろう。
続いては東海地区。一般枠は2校で、優勝校の中京大中京(愛知)と準優勝校の県岐阜商で確定だろう。問題は「明治神宮枠」だ。昨年秋の明治神宮大会で東海地区代表の中京大中京が優勝したため、一般選考枠が1枠増えることとなった。その枠を巡って競う候補はベスト4敗退組の藤枝明誠と加藤学園という静岡県勢2チーム。ただ、藤枝明誠が中京大中京に5‐12で8回コールド負けを喫しているのに対し、加藤学園は県岐阜商に相手に延長10回、3‐4での無念のサヨナラ負けだった。普通に考えれば準Vチームに惜敗した加藤学園だろう。しかも加藤学園なら春夏通じて甲子園“初出場”という快挙となる。とはいえ、この両校は県大会決勝で激突し、その時は藤枝明誠が5‐4のサヨナラ勝ちを収めており、直接対決を制した藤枝明誠にやや分があるか。逆に話題性なら加藤学園なので、逆転してもおかしくはない。
東日本最後は北信越地区。出場枠は2枠で順当に考えれば、地区大会優勝校の星稜(石川)は確実だ。秋の県予選から圧勝続きで、最後も同県対決となった日本航空石川を19‐1で一蹴。選出に異議のあろうはずもない。
続く2校目は地区大会準Vチームの日本航空石川となるのだが、いかんせん決勝戦での大敗が気に掛かる。しかも同校は県大会決勝戦でも星稜の前にまったく歯が立たず、2‐16とこれも大敗を喫しているのだ。2試合とも決勝戦のため、コールドゲームにはならなかったが、それでも2試合続けてこれだけ一方的な敗戦だと、とにかく印象が悪すぎる。ならば他校で逆転選出されるチームがあるのか…というと、1回戦敗退ながら地区大会で唯一、星稜相手に3‐5という接戦を演じた高岡第一(富山)か。ただ、同校は富山県3位校という点がマイナス要因。星稜と善戦+地域性を考えれば浮上の目はあるが、可能性はかなり低い。やはり2校目は日本航空石川で石川県勢のアベック出場となるとみる。
(高校野球評論家・上杉純也)