脳に知識をダイレクトにアップロードする方法が判明(米研究) (2/2ページ)

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・脳の特定の領域で生じる神経過疎性がターゲット

 研究グループのマシュー・フィリップス博士によると、言語や記憶といった特定の機能は、小指ほどのごく狭い領域に位置しているのだという。

 脳が学習しようとするとき、「神経可塑性」というプロセスを通じて、そうした領域における神経細胞同士の結合が増えるという物理的な変化が生じている。この学習強化システムがターゲットにしているのは、そうした変化だ。

 フィリップス博士は、この技術がいずれ車の運転や試験勉強、外国語の習得といったことにも応用されるだろうと考えている。

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・実は古くて新しい方法

 フィリップス博士によれば、こうした方法はじつはかなり古くからあり、たとえば4000年前の古代エジプトには発電する魚で頭を刺激して、痛みを和らげるという治療法があったのだそうだ。

 ほかにも、18世紀のアメリカの政治家・物理学者ベンジャミン・フランクリンが頭に電流を流していたことが知られている。
 

 このように電気による脳刺激が古来からある一方、実際に盛んに研究が行われるようになったのは、2000年代に入ってからのことだ。

 今回の研究は、そうした先行研究に基づき、個人個人に合わせて一番効果的に刺激を与える方法を探求したものであるそうだ。

References:Scientists discover how to 'upload knowledge to your brain'/ written by hiroching / edited by parumo
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