歴代総理の胆力「池田勇人」(4)聖火が消えるのを待って去る (2/2ページ)
池田氏の政権後半になって経済成長の過熱が問題になってきたが、池田氏の最大の功績は、日本国民に対して日本は豊かな社会を実現できる能力があることを教えたことにある」
■池田勇人の略歴
明治32(1899)年12月3日、広島県生まれ。京都帝国大学法学部卒業後、大蔵省入省。難病を得て休職。復職後、大蔵次官。議員1年生にして、蔵相。昭和35年7月第一次内閣組織。総理就任時59歳。昭和40(1965)年8月13日、ガンのため死去。享年65。
総理大臣歴:第58~60代 1960年7月19日~1964年11月9日
小林吉弥(こばやし・きちや)政治評論家。昭和16年(1941)8月26日、東京都生まれ。永田町取材歴50年を通じて抜群の確度を誇る政局分析や選挙分析には定評がある。田中角栄人物研究の第一人者で、著書多数。