おもちゃみたいだろ?でもこれ生きてるんだぜ。悪魔のキリギリスの異名を持つ「トゲアクマツユムシ」
よくできたおもちゃだな、カプセルトイの昆虫シリーズかな?と思ってしまっても無理はない。鮮やかな発色のグリーンのボディにトゲトゲの足、頭には王冠がついているように見えるし目はビーズのような赤。
実にプラスチックなおもちゃ感が漂っているが、このまんまの姿で自然界に実在するのだ。
まずは南米に生息する、キリギリスの仲間「トゲアクマツユムシ」の動く姿を見ていくことにしよう、そうしよう。
Kung Fu Spiny Devil Katydid
じっと見つめているとまるで催眠術にかけられているかのような感覚になる。トゲアクマツユムシ(Panacanthus cuspidatus)は1881年に登録された種だ。
南米熱帯雨林に生息し「悪魔のキリギリス」の異名を持つ。この動画の個体はエクアドルに生息するメスで全長は8cmほど。

体中がトゲだらけで、このトゲをネットのように使用し獲物を捕らえ、下顎の力を利用しムシャムシャと捕食していく。 毛虫やカタツムリ、別種のキリギリス、更には小さなカエルまで食べるという。

Graham Wise/wikimedia commons
顎の力はとにかく強力で、人間の指に血まみれの裂傷を負わせることができるほどだという。

Atelopus/iStock
見た目がおもちゃみたいだからうっかり触ろうとしたら、ガブッて指をかじられ、血がブワッとかいう、そんな展開が待ち構えていそうだ。
でもこれちょっと本物見てみたいな。
Spiny Devil Katydid from Ecuador wearing a Crown of red Thorns