完全キャッシュレス生活に挑戦。なぜコンビニで現金を使ってしまったのか (2/3ページ)

新刊JP

しかし、ファミマTカードであれば、ファミリーマートで扱う金券類はクレジットカード決済ができるとのこと。

2020年2月、ようやく郵便局のキャッシュレス決済対応が始まったが、まさに過渡期ならではの「鬼門」だったと言えるだろう。

■日本での初めての敗北は意外にもあの場所だった

実際に美崎さんが1年間を通してキャッシュレスでいけたのかというと、結論から言えば「できなかった」。

講演や出張などで全国を飛び回る美崎さんにとって、地方はさらなる鬼門だ。
それでも、美味しそうなものを前にしても現金決済オンリーなら手を出さず、電子マネーやクレジットカードを使える場所で舌鼓を打つ。また、広島のタクシーはPayPayで乗り切るなど、我慢と工夫で美崎さんはハードルを乗り越えていく。

しかし、やはり来るべき時は来るのであった。
最初の敗北は海外。台湾の桃園空港からの移動のため、交通系ICカード「悠遊カード」を購入するために現金を使用。さらに、次に飛んだフィリピンは現金社会のため、あえなく「敗北」した。

そして、日本での初めての敗北は3月16日の大阪。
場所は意外にも「セブンイレブン」。キャッシュレス決済の先端ともいえる場所で何が起きたのか。実はそこには大きな落とし穴があった。

ナナコを使って商品を支払おうとした美崎さん。ナナコはセブンイレブンが発行するクレジットカードから、自動的にチャージできるように設定したはずだった。しかし、設定後24時間経たなければ、設定が反映されないルールがあったのだ。

もちろん、この24時間ルールは想定済みだったので、自宅で設定して24時間経ってから使ったのだが、反映までタイムラグがあった模様。美崎さんは泣く泣く現金を差し出し、ナナコにチャージするのであった。(その1時間後に再度挑戦したら、無事にチャージ成功)

美崎さんの1年を追いかけると、やはり公共機関は鬼門になることが多いようだ。

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