天才テリー伊藤対談「小橋建太」(3)24時間プロレスのことばかり考えて (2/2ページ)

アサ芸プラス

お客はジャンボ(鶴田)や天龍(源一郎)、タイガーマスクを見に来ているんだから、無理はしなくていい」と言ってくれたんです。でも僕、それが悔しくて「嫌です、休みません」と。それで馬場さんと「休め!」「嫌です!」の押し問答になりまして。

テリー ハハハハ、また同じやり取りをやっているんじゃないですか!

小橋 まったくですよね。馬場さんがまた鬼の形相になって、結局休むことになったんですが、そのあとに「お前がトップに立った時、もう休むことはできないんだよ。だから今日は休め」と言ってくれたんです。あとで考えると親心だとわかるんですが、「お前の客はいない」と言われたことが悔しくて‥‥。だから、次の試合から1人でも自分のファンを作ろうと、試合に向けての意識も改めました。

テリー その負けん気が、小橋さんをスター選手にしたんだろうな。

小橋 それから6年後ぐらいに、スタン・ハンセンにイスで殴られて腕を22針縫ったんです。そんなケガをしたら普通は欠場じゃないですか。でも、その時はもう僕も「四天王」と呼ばれていましたから、欠場にはならないだろうな、と。

テリー ああ、「トップに入ったら休めない」という馬場さんの言葉ですね。

小橋 病院から帰ってきたら、馬場さんがホテルのロビーで葉巻を吸っていたんです。「どうもご迷惑をおかけしました」と頭を下げたら、馬場さんがニコッと笑ったんです。その瞬間、「これは明日の試合はやるな。よし!」と。

テリー どんな体調でも休めないのが、トップレスラーの条件なのか。いや、俺には絶対に無理だなァ。

「天才テリー伊藤対談「小橋建太」(3)24時間プロレスのことばかり考えて」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2020年 2/6号、小橋建太、スタン・ハンセン、プロレス、テリー伊藤、エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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