鈴木亮平『テセウスの船』快進撃を支える“竹内涼真喰い”の演技 (2/2ページ)

日刊大衆

 主役である竹内涼真の涙ながらの演技も評価が高いが、ツイッターでは「竹内涼真と鈴木亮平の演技がすごすぎてずっと感動してたわ」「亮平さんのこういう演技、大好きです」とのコメントが続出。鈴木亮平の熱のこもった芝居にも、注目が集まっている。

 鈴木亮平といえば、一昨年の大河ドラマ西郷どん』(NHK」)で西郷隆盛を演じ、一躍、国民的俳優となった。近年は主演作も多いから忘れていたが、鈴木は脇役をこなすのが実に達者な俳優でもある。

 2014年の朝ドラ『花子とアン』(NHK)では吉高由里子(31)が演じるヒロイン花子の夫、村岡英治を演じて注目を浴びた。公私にわたって花子を支える好青年でまさにハマり役、鈴木のブレイク作となった。その翌年の日曜劇場『天皇の料理番』(TBS系)では主人公の兄、周太郎役が話題に。20キロの壮絶な減量を経てガリガリになった姿を披露し、体を張った熱演が評価された。

 主役に比べて脇役は目立たない存在だが、物語を重厚にしドラマに深い奥行きを与える、重要な役割がある。そんな脇役を見事に演じてきた鈴木亮平は、30代中盤にして、大御所俳優レベルのスキルを持っているといえる。これは、前述のように印象深い脇役を、多数演じてきた、鈴木だからこそ持ち得たのだろう。

 第4話では老囚人となった文吾が登場する。これまで、映画『俺物語!!』の剛田猛男、ドラマ『銭形警部』の銭形など、一見、トリッキーな役を見事に演じた鈴木が、老人をどう演じるのか、注目したい。第4話から第二章に突入する『テセウスの船』だが、鈴木亮平の演技で、今後も高視聴率を獲得するのは間違いないだろう。(ドラマライター・半澤則吉)

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