新型コロナ肺炎、インフルエンザ…「殺人ウイルス」に克つための心得

日刊大衆

画像はイメージです
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 中国の国家衛生健康委員会は2月6日、中国本土で確認された「新型コロナウイルス」感染者が累計2万8018人となり、死者が563人に達したことを発表した。

「WHO(世界保健機関)は、新型コロナウイルスがパンデミック(世界的大流行)に当たらないとの見解を示しました。しかし、日本国内では感染者がどんどん増える一方。まだ死者こそ出ていませんが、国民の不安が募るのもしかたありません」(全国紙社会部記者)

 だが、脅威となるのは、このウイルスだけではない。

「実はインフルエンザのほうが、はるかに深刻です」こう語るのは、医療ジャーナリストの牧潤二氏だ。「インフルエンザの死亡率はわずか0.02%。ですが、我が国では毎年だいたい1500万人が患っていますから、単純計算で死者は3000人にも上る。大流行した2005年には、死者が1万5000人以上にもなりました」(前同)

 たかがインフルエンザとなめてはいけない。実際、昨年から今年にかけ、アメリカではインフルエンザが大流行。1500万人以上が感染し、8200人以上が死亡。過去10年で最悪の状況となっているのだ。

 命をも奪いかねない、恐るべき感染症。新型コロナウイルスやインフルエンザのみならず、我々のそばには、健康を脅かす注意すべき病原体が潜んでいる。

 そこで今回は、そんな感染症から身を守るための対抗策を徹底取材。その方法を“心得”としてまとめた。

 ただ、具体的な策を学ぶ前に、どのような経路でウイルスや病原菌に感染してしまうのか、知っておくことが重要となる。

「病原体が人にうつるまでの道筋は、感染症によって異なります。たとえば、新型コロナウイルス感染症の場合、飛沫感染、接触感染でうつると考えられています」(医療関係者)

 病原体がうつる道筋、つまり「感染経路」を断ち切ることこそが最善の予防法。感染の仕組みを把握しておけば、目的意識が高まり、心得の効果も上がるわけだ。

 今回、具体的な感染経路のタイプを5つに大別。特に多くの感染症の原因となるのは接触感染、飛沫感染、空気感染の3つ。前述の新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザや風邪、ノロウイルスなど、我々の身近な感染症もここに含まれるが、この3つの感染タイプのいずれにも極めて有効な予防策がある。それは「手洗い」と「マスク」だ。

■ただ手を洗っても意味がない

 予防医療学が専門の新潟大学名誉教授・岡田正彦氏(医学博士)は、効果的な手洗い方法をこう解説する。「手を洗う際には、必ず石鹸を使うこと。石鹸を泡立て、手のひらと甲、そして指の間や指先、さらにはツメの間まで入念に洗ってください。ただ漫然と洗っていては、十分な効果は期待できません」

 石鹸には病原体を殺す効能はない。だが、界面活性剤が含まれているため、手の油分を取り、その際、一緒に手についた病原体を洗い流してくれるのだという。

「帰宅時はもちろん、何か汚染された可能性のあるものを触ったと思ったら、そのつど、こまめに洗うことが重要です」(前同)

 ドアノブや電車のつり革、トイレなど、よく触れる場所にもウイルスや細菌が付着している可能性がある。まめに手を洗うことは、けっしてムダにはならない。

 前出の牧氏は、手洗い後のケアにも言及する。「石鹸での手洗いで脂分を落とすと、肌が乾燥しやすくなります。それでヒビ割れができてしまうと、そこから病原体が入り込む場合もある。だから、ハンドクリームなどで保湿することが、とても大事なんです」

 次はマスク。最近は、全国的な品薄も伝えられており、すっかり国民の必需品となっている。

「基本的にマスクは、他人に感染症をうつさない“咳エチケット”用。セキやクシャミで唾液が飛ぶと、病原体も一緒にまき散らすことになりますからね。逆に、感染予防の効果は薄いといわれています」(前出の医療関係者)

 4日にはWHOも、新型コロナウイルスについて「マスク着用は感染予防にならない」と発表している。しかし、前出の岡田氏は、マスク着用が未感染者の感染防止策として有効だと断言する。

「確かにウイルスは、マスクの繊維の隙間よりも小さいですが、マスクをしていない感染者からの飛沫感染には極めて有効です」

 現在発売中の『週刊大衆』2月24日号では、殺人ウイルスに効果抜群のマスクを紹介している。

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