『恋はつづくよ』だけじゃない? 今期、漫画原作ドラマが大コケしている理由 (2/2ページ)
また、原作を改変することで原作の良さをなくしてしまった、もしくは改変による矛盾が生じてしまったという点も挙げられます。原作に寄せすぎても『現実ではあり得ない』と指摘され、ドラマオリジナルの要素がありすぎても『原作とイメージが違う』と批評されてしまうのが、実写化ドラマのつらい部分です。
しかし、2019年放送の『凪のお暇』(TBS系)や『G線上のあなたと私』(TBS系)のように、漫画原作のドラマでも評価の高い作品はあります。どちらの作品も、話にリアリティを持たせるために、原作のストーリーの順序を入れ替えたり、もしくはさらに掘り下げたりして、作品自体に深みを持たせていました。原作で作者が伝えたかった“テーマ”をそのままドラマにも残していることから、視聴者からも『原作へのリスペクトが感じる』『オリジナル要素入れても軸がぶれてないから見てて違和感がない』と称賛の声が挙がっていました。上記3作が不評の原因は、こういった点が深く関係しているでしょう。」(ドラマライター)
漫画原作のドラマでも、竹内涼真主演のミステリードラマ『テセウスの船』(TBS系、毎週日曜日、夜9:00~放送)は、原作のシリアスな雰囲気を残しつつ、原作とは違った展開も盛り込まれおり、数々の称賛の声が挙がっている。果たして、『恋はつづくよどこまでも』『女子高生の無駄づかい』『ゆるキャン△』は原作の良さとドラマの良さの両方を生かせるのだろうか。今後の展開に注目したい。