夏目三久「号泣」、小川彩佳「消滅」…アラサー美女アナのTV引退危機

日刊大衆

夏目三久「号泣」、小川彩佳「消滅」…アラサー美女アナのTV引退危機

 2月13日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が、昨年末に行われた朝の情報番組『あさチャン!』(TBS系)の大忘年会で、番組MCを務める夏目三久(35)が、関係者100人の面前で、嗚咽しながら涙を流していたと報じた。

 夏目は忘年会で、長年にわたる番組の視聴率低迷を詫び、号泣したという。

『あさチャン!』と同時間帯では、『ZIP!』(日本テレビ系)、『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)、『めざましテレビ』(フジテレビ系)が、8~10%前後の視聴率を記録。一方、『あさチャン!』は2014年の番組開始以降、視聴率2~4%と低迷が続いている。

「本来ならば、打ち切りや、MCを代えるなどの抜本的なリニューアルも検討されるべき結果です。それでも番組をテコ入れできないでいたのは、TBSが何としてでも『半沢直樹』の続編を制作したかったからなんです」(制作会社関係者)

 2013年7月クールに「日曜劇場」枠で放送されたドラマ『半沢直樹』は、平均視聴率は28.7%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)。最終回は平成のテレビドラマで最高となる42.2%、瞬間最高視聴率は46.7%を記録。堺雅人(46)演じる半沢の、「やられたらやり返す、倍返しだ!!」のセリフでお馴染みの、伝説的なドラマだ。

「『半沢直樹』はTBSにとって超のつくドル箱コンテンツ。続編を制作するため、堺サイドと数年にわたって交渉を重ね、ようやく今年4月、7年ぶりに続編の放送が決定しました。『あさチャン!』のMCを務める夏目は堺と同じ事務所に所属しています。『半沢』の続編をなんとか実現したいTBSは、事務所に忖度して『あさチャン!』をリニューアルしたり、打ち切ることができなかったとささやかれています。夏目も『半沢』に出演していましたしね。

『週刊文春』にもありましたが、今回、『半沢』の続編が決まり、ドラマ終了後には『あさチャン!』にメスが入ることになる可能性は高い。早ければ秋の改編時期ぐらいで番組が打ち切りになるともささやかれています。昨年の忘年会で夏目が号泣したのも、番組の打ち切りが差し迫っていることを、彼女自身、認識しているからかもしれませんね」(前出の制作会社関係者)

『週刊文春』にはかつて夏目の父が「早く(仕事を)やめたほうがいい」と語っていたことも掲載されているが、まさにテレビ界に残るには“崖っぷち”にいるともいえる夏目。しかし、彼女以外にも窮地に立たされているアラサーフリー女子アナは少なくない。

■“禁断移籍”小川彩佳も……?

 1月24日付の『デイリー新潮』では、『news23』(TBS系)のMCを務めている小川彩佳(34)の名前が、新聞などの番組表「ラテ欄」から消えたと報じている。

 昨年まで、たとえば12月24日のラテ欄では「news23 小川彩佳 1年ぶり日韓首脳会談▽家族を残して日本へ出稼ぎ外国人の里帰り」といったように『news23』の次には、MCの小川の名前の記載があった。

「ところが年明け以降は、ラテ欄から“小川彩佳”の名前がなくなっているんです。小川といえば、昨年4月にテレビ朝日を退社し、6月からライバル局の『news23』のMCに就任。これまでは、辞めた局アナが他局の番組を担当するまで、1年は間を空けるのが業界の慣例といわれていました。小川アナのように民放のアナが退社してわずか2か月で、他局のキャスターに就任するなど異例中の異例。テレ朝の上層部は、『news23』と小川アナに激怒していると聞こえてきています。

 そんな“禁断移籍”を強行したにもかかわらず、『news23』の平均視聴率は3~4%と低迷。小川アナはTBS内で肩身のせまい思いをしているかもしれませんが、ラテ欄から名前を外されたことで、さらに焦りを感じているのではないでしょうか。小川アナに対しては、“看板番組を取られた”とTBS局アナも憤っているといい、彼女が結果を出すために残された時間はそう長くはないでしょうね」(民放キー局ディレクター)

 元フジテレビアナウンサーの加藤綾子(34)は昨年4月より、夕方の報道番組『Live News it!』のMCを務めている。

「『Live News it!』は、同時間帯視聴率トップの『news every.』(日本テレビ系)をはじめ、2位争いをしている『スーパーJチャンネル』(テレビ朝日系)、『Nスタ』(TBS系)からも、大きく水をあけられてしまっています。同番組のカトパンの出演料は、1日約90万円ともささやかれています。平日週5本ということは、1週間で450万円。年間だとざっと2億円超という計算になりますが、これはやはりなかなかの金額。

 フジテレビは映画事業やグループ会社の不動産事業は好調ですが、本業ともいえるテレビ事業は視聴率が低迷し、不振が続いています。各番組は上層部から年間2~3億円の経費削減を指示されているといいますから、カトパンのギャラはまさにその金額。フリーアナウンサーのクビを切って、自社の局アナを起用する、そうしたことも検討されていると聞こえてきていますね……」(前出の民放キー局ディレクター)

 写真集60万部の大ヒットの元TBSアナウンサー・田中みな実(33)といった成功者がいる一方、夏目、小川、加藤の3人のように、苦境に立たされているアラサーフリー女子アナも少なくないようだ。

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