50代からの「目の重大異常」診断チェック(2)来院した段階で片目が失明 (2/2ページ)
「虫の数が急に増える、視野の欠けが大きくなる、視界にカーテンがかかっているように見えた場合は網膜裂孔・網膜剥離が原因の場合もあります」(平松医師)
「網膜剥離」は眼球の内側の網膜が剥がれて視力が低下する症状で、やはり加齢によって起こり、痛みはないが、放っておくと失明の危険を伴う。
あまりなじみがない病名かもしれないが、50代の80人に1人が発症しているのが「加齢黄班変性」。網膜の中心にある「黄斑」という直径1.5ミリ程度の部分に障害が出て、視界のゆがみがあったり、視界の中心が暗く見えるようになるが、
「欧米では1位、日本では4位の失明率となる、目の生活習慣病とも言えるものです。男性に多く、喫煙や欧米型の脂質が多い食事、ブルーライトを含む強い光の影響でなりやすいです。症状の進行は個人差がありますが、難病の一種で、悪化を食い止めるのが主な治療となります」(平松医師)
加齢黄斑変性かどうかを自己チェックするには「アムスラーチャート」と呼ばれる格子状の表(詳細はWEBで検索)を用いて確認する方法がある。
表を目から30センチ離して、老眼鏡やコンタクトレンズをした状態で左右それぞれ、必ず「片目」で中央の黒い点を見つめよう。方眼内にゆがみや不鮮明なところ、黒く見える部分があれば、病院で相談したほうがいいだろう。
■目の健康 チェックリスト
(1)目が疲れやすい
(2)目に痛みを感じる
(3)ものの見え方がおかしい
(4)目がかすむ
(5)外に出るとまぶしいと感じる
(6)視野が欠ける
(7)目の前に黒い点が飛んでいるように見える
(8)ものがゆがんで見える