野村克也・月見草84年の真実(2)墓場まで持って行った「ボヤキ」〈1〉 (2/2ページ)
- タグ:
-
山﨑武司
-
ボヤキ
-
野村克也・月見草84年の真実
-
野村克也
-
野球
「ホームランを打った選手にも『その前のボールだったらもっと簡単に打てただろう』と文句が飛び出していましたよね」
野村氏のボヤキには選手を批判するような内容も少なくない。一見するとチームの士気が下がる原因になりそうなものだが、当時のチーム内には野村氏の言葉を真摯に受け止める空気があったという。
野村ヤクルトのローテーションの一角を担った現ヤクルト・岡林洋一編成部スカウト担当が語る。
「監督は『無視、称賛、批判』という言葉をよく口にしていました。無視されるのは三流、称賛されて二流、批判されて一流という意味の言葉です。ほめられるのは期待されていない二流選手と捉えていました」
ボヤキの餌食となるのは一流選手の証しだった。