“第７世代”と呼ばれる若い芸人たちの台頭で、ますます盛り上がっている最近のお笑い界。２０１９年には、南海キャンディーズの山里亮太や、オードリーの２人などの結婚も話題になった。実はモテモテなお笑い芸人、今一番注目株は誰なのか。１０～３０代の女性１００人に「今一番結婚したいお笑い芸人」について聞いてみた。

　第３位には同率で、ＮＯＮ　ＳＴＹＬＥの石田明、霜降り明星の粗品、オリエンタルラジオの藤森慎吾の３人が選ばれた。

　石田明はノンスタのネタ作りとボケ担当で、上下白い衣装がトレードマークになっている。石田は２０１２年にすでに結婚しており、現在は２児のパパ。家族との写真を上げているＳＮＳが女性の間では人気で、今回石田を選んだ人からも「面白いし、家族思いだから」（２２歳／女性／総務・人事・事務）、「スラッとしていてかっこいい。優しそうなので」（２１歳／女性／学生・フリーター）、「誠実そうに見えるからです」（２１歳／女性）と、内面を評価する声が見られた。

　まさに第７世代の代表格ともいえる霜降り明星のツッコミである粗品は、お笑いだけでなく現在放送中の沢村一樹主演のドラマ『絶対零度～未然犯罪潜入捜査～』（フジテレビ系）で、エリート刑事役で俳優デビューも果たした。身長１８０センチで「スプーンに映った小栗旬」とも自称する端正なルックスの持ち主。そんな粗品には、「清潔感と常識がある感じが好きです」（３６歳／女性／主婦）、「顔が好き」（２８歳／女性／主婦）、「歳が近くて、スラッと背が高いのが好みだから。なんとなく好き」（３０歳／女性）という理由が挙がっていた。

　そしてチャラ男キャラで知られるオリラジの藤森慎吾も、最近では俳優としても活動。筋トレにも励んでいるといい、甘いマスクにマッチョな体というギャップがネットでも話題になっている。藤森には、「優しくて頭が良く、思いやりがありそうだから」（３０歳／女性／営業・販売）など「優しそう」だという人が多く、他には「チャラいのはキャラだけで、本当は誠実な気がするから」（３８歳／女性／主婦）、「なんだかんだ相手を大事にしてくれそうだし、おしゃれで、お話し上手」（３３歳／女性）など、人柄を見ている人が多かった。

　第２位には、和牛の川西賢志郎がランクイン。

　川西は和牛のツッコミ担当。爽やかで塩顔イケメンな川西には女性ファンが多く、２０１９年に行われた「よしもと男前ランキング」でも第２位にランクインしていた。川西を選んだ人からも「話し方が柔らかい。優しそう」（３８歳／女性／総務・人事・事務）など優しさを挙げる人は多く、他には「大人の男性。包み込んでくれそう」（２６歳／女性）、「見た感じ、清潔感がありそうなので」（２８歳／女性／主婦）、「面白くてかっこいいから」（２７歳／女性／主婦）という理由もあった。

■実はいい人…

　そして圧倒的な支持で第１位に輝いたのは、ＥＸＩＴの兼近大樹。

　ネオ渋谷系漫才ＥＸＩＴの「かねち」こと兼近は、ピンク髪のチャラいキャラと整ったルックスで若い世代から大人気。２０１９年には過去の逮捕歴などを『週刊文春』（文藝春秋）で報じられたが、それを認めて謝罪と反省の言葉を伝えたことでファンは離れることなく、２０２０年もますます活躍しそうだ。兼近を選んだ人からは「生い立ちを聞いて、応援したくなった。人のために自分を犠牲にできる優しい人だと思った」（２６歳／女性／公務員）、「チャラいけど、根はまじめそうだし、優しそう」（２９歳／女性）、「顔がタイプ。イケメンだから」（２２歳／女性／学生・フリーター）、「ノリが良さそう。話していて楽しそうだから」（２０歳／女性／学生・フリーター）、「内面はめっちゃ優しそう」（３２歳／女性／主婦）など、見た目と中身のギャップを挙げる人が多かった。

　昨年までこうした調査で圧倒的トップだったのはチュートリアルの徳井義実だが、昨年の税金申告漏れと所得隠し疑惑が尾を引いているようで今回は残念ながら圏外となった。