歴代総理の胆力「三木武夫」(1)「したたかさ」を物語る振る舞い (2/2ページ)

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 加えて、三木政権のさなかの昭和51年7月のロッキード事件で、田中角栄が逮捕される過程でむしろ突き放す姿勢に徹していたことから、田中派あたりからは「三木には惻隠(そくいん)の情がない」と“冷徹”へのブーイングも浴びせられたが、どこ吹く風といった面持ちだったのである。

■三木武夫の略歴

明治40(1907)年3月17日、徳島県生まれ。アメリカ留学を経て、明治大学法科卒業。昭和12(1937)年4月、衆議院議員初当選。昭和49(1974)年12月、田中退陣を受け「椎名裁定」で自民党総裁、三木内閣組織。総理就任時67歳。昭和63(1988)年11月14日、81歳で死去。

総理大臣歴:第66代1974年12月9日~1976年12月24日

小林吉弥(こばやし・きちや)政治評論家。昭和16年(1941)8月26日、東京都生まれ。永田町取材歴50年を通じて抜群の確度を誇る政局分析や選挙分析には定評がある。田中角栄人物研究の第一人者で、著書多数。

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