天才テリー伊藤対談「中西学」(1)気の抜けた試合をやったら新人以下 (2/2ページ)

アサ芸プラス

プロなのに、本当にどうしようもないですね。

テリー 卑下することはないのに、中西さんは自分に厳しい人だね。首の調子はどんな感じなんですか。

中西 前から、脊柱管という神経が入っている管が締めつけられる狭窄症にずっと悩まされていたんですけれど、その手術の時に管を広げてもらったんです。そやから、ホンマはもっと調子いいはずなんですが、やっぱりダメージが残っているんですよね。

テリー それでも、プロレスラーはリングに上がらなきゃいけない。しかも厳しいのは、試合中は痛めた首をかばうわけにもいかないし、相手は弱点であるそこを攻めてくる。これはキツいですよね。

中西 いえ、お金を払って見に来てくださるお客さんの前で試合をしている以上、甘っちょろいことは言うてられへんし、気の抜けた試合をやったらデビュー前の新人以下ですから。そやから鍛えて、痛めたところを硬く強くしようとやってきたんですが、運動能力もずいぶん落ちていましたので。

テリー 具体的には、どういう支障が。

中西 受け身がやっぱり痛いですね。体の柔軟性がなくなっているので、首にガツーンと衝撃がきます。

テリー 例えばドロップキックなんかをやると‥‥。

中西 ええ、ミサイルキックっていう、トップコーナーから飛んで相手にぶつける技があるんです。これをやって首から落ちてしまうと「これ、めっちゃ痛いわ!」と思ったりして。体をひねっておなかから落ちるというやり方もあるんですけれど、長年、背面で受け身を取ってきたので‥‥。

テリー なかなかそのクセが抜けない?

中西 ですね(苦笑)。他にもそういう不具合が出てきましたし、細かい動きもあんまりできんようになってきましたから、ここが潮時かと決意しました。

※対談日は引退試合前

「天才テリー伊藤対談「中西学」(1)気の抜けた試合をやったら新人以下」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2020年 2/27号新日本プロレスリング中西学プロレステリー伊藤エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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