石川さゆり「金と男」に翻弄された「怨歌人生」(1)有力パトロンの保証人となり (2/2ページ)

アサ芸プラス

収録では、若い2人に着物の着こなしを教えたりしているのではないでしょうか」

 16日の第5回でも門脇とのシーンが放送された。

 なぜ今、石川なのか。「THE 芸能スキャンダル!」(徳間書店)の編者でコラムニストの峯田淳氏は「光と影のコントラスト」が際立っている、と称賛を惜しまない。

「大げさに言えば、世界の歴史が戦争の歴史なら、芸能界の歴史はスキャンダルの歴史です。スキャンダルという影があって、乗り越えたからこそ、万人に感動を呼ぶ歌声や演技が可能になるのだと思います。石川もしかり。『天城越え』のあの鬼気迫るパフォーマンスはスキャンダルの肥やしがあるからです」

 中でも衝撃的だったのが、宮崎県内を中心に手広く事業を展開していた「バブル紳士」絡みのスキャンダルだった。この紳士は石川の有力なパトロンとみられていたが、宮崎県内のゴルフ場のオープンに駆けつけた、紳士所有のヘリコプターに石川が同乗していたと書かれたこともあったほど、親密だった。ところが‥‥。

「99年には、破綻した国民銀行絡みの『バブル紳士』への巨額の不正融資、01年には、東京商銀絡みの巨額融資が事件化しただけでなく、東京商銀事件では『バブル紳士』は逮捕。石川は手がけていたカラオケボックス事業との関連で、『バブル紳士』の会社関連の保証人になっていたことが発覚した。最終的には、整理回収機構から返済を求められ、10億円もの賠償金の支払い命令が出ることとなったんです」(社会部記者)

「石川さゆり「金と男」に翻弄された「怨歌人生」(1)有力パトロンの保証人となり」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2020年 3/5号麒麟がくる石川さゆり賠償金紅白歌合戦エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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