天才テリー伊藤対談「伊藤銀次」(2)大滝詠一さんとの出会いは大きいね (2/2ページ)
シュガー・ベイブにも、一時期在籍されていたんですよね。
銀次 ええ。でもあの頃、ああいう音楽はまったく売れなくて。みんなが騒ぎだしたのは、80年代に入って山下君や大滝さんの評価が定まってからですよ。
テリー 銀次さんも80年代に入って本格的なソロ活動に入るわけですが、ここで避けて通れないのが「笑っていいとも!」のテーマ曲「ウキウキWATCHING」ですね。作曲した曲が、30年以上も日本のお昼に流れ続けたなんて、すごいことじゃないですか。もはや国民ソングと言ってもいいくらいですよ。
銀次 本当ですよね、まさかあんなに続くとは思わなかったから自分でも驚きました。ちょうど昼時、おそば屋なんかに入って、そこのテレビで「いいとも!」が始まると、思わず「あの曲を作ったのは僕です!」なんて言いたくなる衝動に駆られたりしてね(笑)。
テリー どういうきっかけで、作曲することになったんですか。
銀次 もう亡くなられましたけれど、ナイアガラ・トライアングルがとても好きなフジテレビのプロデューサー・横澤彪さんがじきじきに僕の事務所に来てくださって、「『笑ってる場合ですよ!』を終わらせて、タモリを昼間のスターにする。彼がいいとも青年隊の3人とオープニングで踊りながら歌える曲を書いてください」という発注をしてくれたんです。