美の基準も多様化の時代へ。2020年、個性溢れる女性たちがファッション雑誌の表紙を飾る
image credit:harnaamkaur/Instagram
所変われば美の基準も変わり、また時代によって美の基準も常に変化している。そして今や多様化の時代である。既成概念にとらわれず自分らしさを表現する女性たちが、続々と有名な雑誌の表紙を飾っている。
彼女たちの魅力は、使い古されたステレオタイプのそれではなく、型にはまらない美しさである。美の概念は1つだけではない。それが時代のトレンドになっているようだ。
2020年、アメリカやイギリスなど世界17か国で出版されているファッション雑誌『Glamour(グラマー)』の2月号は、11枚の表紙でリリースされた。その新しい顔として選ばれた11人の女性たちを紹介しよう。
・1ソフィア・ハジパンテリ(アメリカ出身)
View this post on Instagram2020年版のカネボウ化粧品の新CMにも起用されたソフィア・ハジパンテリは、1本眉で見た目のインパクトが強いモデルだ。A post shared by Sophia ☠️????? (@sophiahadjipanteli) on Feb 17, 2020 at 10:42am PST
この眉のせいで、SNSでは激しく攻撃されたこともあったソフィア。しかし、ハッシュタグ「#unibrow movement(一本眉運動)」を発信し、自身のマインドを貫いた。
これが多くのデザイナーの心を掴み、今ではロンドン・ファッションウィークにも参加できるほどのモデルに成長。Instagramには多くのフォロアーを抱えており、今やファッション・アイコンと呼べる1人になっている。
・2.ハーナーム・カウア(イギリス出身)
View this post on Instagramハーナーム・カウアは活動家だ。彼女は多嚢胞性卵巣症候群に苦しんでいる。彼女にヒゲが生えているのはその病が原因だ。A post shared by Harnaam Kaur (@harnaamkaur) on Feb 17, 2020 at 9:24am PST
View this post on Instagramしかし、それを隠したり恥じたりはしていない。それどころか、世界中の女性に病を抱えていても美しく成功できることを示している。A post shared by Harnaam Kaur (@harnaamkaur) on Jan 22, 2020 at 3:48pm PST
・3.マンロー・バーグドルフ(イギリス出身)
View this post on InstagramトランスジェンダーモデルおよびDJ、活動家として活躍しているマンロー・バーグドルフは、ロレアルUKのキャンペーンで初のトランスジェンダーモデルとして選ばれた。A post shared by MUNROE (@munroebergdorf) on Feb 17, 2020 at 9:24am PST
View this post on Instagramこの出来事は歴史的に大きな改革と起こすとされていたが、その後バーグドルフの人種差別的発言が問題になり、契約を解除されてしまったという。この1件で「多様性」を求めたキャンペーンのテーマに反していると、ロレアル社には多くの批判の声が寄せられた。A post shared by MUNROE (@munroebergdorf) on Dec 4, 2019 at 10:25am PST
・4.チデラ・エゲル(イギリス出身)
View this post on Instagramハッシュタグ「#SaggyBoobsMatter(どんな形の乳だって大切)」ムーブメントを始め、有名になった。A post shared by Chidera Eggerue (@theslumflower) on Feb 17, 2020 at 9:46am PST
この活動家は、SNSで主に宣伝されているものとは異なる乳房の形をしている女性に、ネット上で写真を共有することをリクエスト。
View this post on Instagram課せられた美容基準にうんざりし、「美しさは1つだけじゃない」「女性はもっと自然な外見に主導権と自信を持つべき」「自然は美の基準など認識しない」と訴えた。A post shared by Chidera Eggerue (@theslumflower) on Dec 10, 2019 at 3:15am PST
・5.ステファニー・イェボア(イギリス出身)
View this post on Instagramプラスサイズモデルおよびスタイルブロガーのステファニー・イェボアは、マルチ賞の受賞歴もあるInstagramインフルエンサーだ。A post shared by Stephanie Yeboah (@stephanieyeboah) on Feb 17, 2020 at 9:00am PST
View this post on InstagramA post shared by Stephanie Yeboah (@stephanieyeboah) on Feb 23, 2020 at 8:21am PST
・6.ジェイザ・ギャリー(出身不明)
View this post on Instagramジェイザ・ギャリーは、魚の鱗のように皮膚が2週間ごとに剥がれ落ちては再生する疾患「魚鱗癬」で生まれた。A post shared by Jeyźa (@lyricallydiverse) on Feb 17, 2020 at 11:57am PST
しかし、人生を諦めなかった彼女はモデルになり、2020年のファッション雑誌『Glamour』と『Vogue』の表紙を飾った。
・7.ケイティー・パイパー(イギリス出身)
View this post on Instagram美しい容姿を持ち、モデルやTV司会などで活躍していたケイティ―・パイパーは、当時ジョービズ界でおおいに期待された人物だった。A post shared by K A T I E P I P E R (@katiepiper_) on Feb 17, 2020 at 11:46am PST
ところが、2008年に元恋人の知り合いから顔面を破壊される激しい酸攻撃にあい、その事件は世界中に注目された。
View this post on Instagram回復までに長い道のりを歩んだパイパーだったが、勇敢にも事件をもとにしたドキュメンタリーに出演し、現在は活動家、作家として活躍している。A post shared by K A T I E P I P E R (@katiepiper_) on Sep 17, 2019 at 12:01pm PDT
・8.アンバー・ジーン・ローワン(アイルランド出身)
View this post on Instagram15歳の時に脱毛症と診断され、16歳になる頃には全ての髪を失ってしまったアンバー・ジーン・ローワン。A post shared by Amber Jean Rowan ??? (@amberjeanrowan) on Feb 17, 2020 at 8:59am PST
それからはカツラを着けて生活してきたが、後に自分の容姿を受け入れる覚悟を決め、カツラを外した。現在は、モデルや女優として活躍している。
View this post on InstagramA post shared by Amber Jean Rowan ??? (@amberjeanrowan) on Nov 29, 2019 at 1:58am PST
・9.ミッシェル・エルマン(香港出身)
View this post on Instagramブログ『Scarred Not Scared(傷なんか怖くない)』の著者であるミッシェル・エルマンは、15歳の時から脳腫瘍や重篤な腸疾患を患い、20歳になるまでに多くの手術痕を体に受けた。A post shared by Michelle Elman (@scarrednotscared) on Feb 17, 2020 at 9:00am PST
View this post on Instagramそんな自身の経験をブログで綴り、どのように克服したかを共有している彼女は、自分と同じように困難な状況に陥った人たちを支援し、戦うよう励ましている。A post shared by Michelle Elman (@scarrednotscared) on Feb 22, 2020 at 10:43am PST
・10.ナベラ・ノール(アメリカ出身)
View this post on Instagramプラスサイズの体型やストレッチマークを恥じることなく見せているナベラ・ノールは、YouTuberであると同時に130万人のInstagramフォロワーを持つインフルエンサーだ。A post shared by Nabela (নাবিলা) Noor (@nabela) on Feb 17, 2020 at 9:51am PST
View this post on Instagram彼女は、世間の女性たちに自分を愛し、独自の美しさの基準を作るようインスピレーションを与え続けている。A post shared by Nabela (নাবিলা) Noor (@nabela) on Nov 19, 2019 at 12:07pm PST
・11.ハニ・シドウ(ソマリア出身)
View this post on InstagramInstagramで5年以上にわたり自身のルックスをシェアしているヒジャブ着用モデル。A post shared by H A N I ? (@hanihanss) on Feb 17, 2020 at 9:50am PST
View this post on Instagram自身の例により、自己表現の方法を防ぐものは何もないと示しているハニ・シドウは、最も有名なインスタグラマーの1人として知られている。A post shared by H A N I ? (@hanihanss) on Feb 14, 2020 at 9:27am PST
References:brightside.meなど / written by Scarlet / edited by parumo