ロバート秋山『水ダウ』“だだスベりコント”も大絶賛のワケ

日刊大衆

※画像はイメージです
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 3月4日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)でかまいたち山内健司(39)と濱家隆一(36)が披露した、ロバート秋山竜次(41)によって作られたネタが秀逸だったとネット上で話題となった。

 この日は、ゲスト出演者が番組で唱えてきた説を検証する“パネラーの説 検証SP”を放送。番組中盤、ナイツ塙宣之(41)が唱えた“漫才やコントを全然面白くない出だしからスタートしても自分が面白いと思う芸人に次の展開を考えてもらって数珠つなぎをしていったら最終的に面白いネタになる説”を検証することになった。

 番組の説明によると、検証に使うコントの出だしは、ナイツがコンビ結成時に初めて作ったコントをアレンジして利用。それは、タクシー運転手が居眠り運転をして事故を起こす場面から始まるのだが、当時はライブの観客にまったくウケなかったという。

 その冒頭に続く展開を考えてもらう芸人として、塙は2018年のキングオブコントを制したハナコの秋山寛貴(28)を指名。秋山寛貴が悩みながらもコントの2ブロック目を完成させると、次はシソンヌのじろう(41)、さらにインパルス板倉俊之(42)、さらば青春の光の森田哲矢(38)、ロバートの秋山竜次、最後にバカリズム(44)へと指名が続き、それぞれ自身の担当するブロックのネタを書き上げた。

 こうした7人の数珠つなぎで1本のコントが完成すると、かまいたちがそのネタをスタジオで披露することに。だが、それを見た観客の反応は微妙なものだったことから、ネタを終えた山内は「ちょっと分かんないんですけど。何かめちゃくちゃスベりました?」と頭をかきながら番組スタッフに質問していた。

■スタジオでは盛大にスベったものの

 続いて、観客の反応を分析した濱家が「こんなこと言っていいのか分かんないですけど、秋山さんのブロックからめちゃスベってませんでした?」と振り返ると、それに苦笑いした山内は「秋山さんがやるから面白いというか」とすかさず秋山のことをフォローしていた。

 秋山の考えたネタは、実は歌手をしていると告白したタクシー運転手が「ヘンなやつとヘンなやつがずっとモメてる~」と歌い出すもので、スタジオではいまいちウケていなかったが、視聴者からは称賛の声が続出。ネット上では「強引に歌ww めっちゃ笑ったw」「変なやつと変なやつがずっと揉めてる~ってネタが頭から離れないw」「秋山で空気が変わりすぎだww」などといった反響が相次いでいた。

 検証としては失敗だったかもしれないが、ロバート秋山の特異な感性を楽しめたという点では、成功だったようだ。

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