２０１９年３月に一般男性と結婚し、同年１２月末でテレビ朝日を退社した竹内由恵アナウンサー（３４）。

　そんな竹内が、福山雅治（５１）、上野樹里（３３）、佐藤健（３０）といった売れっ子芸能人が多数在籍する大手芸能プロダクションに所属して、フリーアナウンサーとして活動を再開させた。

「竹内は昨年９月末に『報道ステーション』（テレビ朝日系）を降板し、以降は有給休暇を消化して、１２月末をもって退社したようです。その後、夫の赴任地である静岡に拠点を移し、同地での生活をスタートさせました。ところが、わずか３か月あまりでタレント活動再開ですから、かなりのスピード復帰ですよね。

　実は、竹内には静岡県のテレビ朝日系列の放送局『静岡朝日テレビ』で番組を、という話もあった。テレビ朝日で社長候補にまでなったＨ氏が出世コースから外れ、現在は静岡朝日テレビの社長を務めているのですが、同氏直々に熱烈な出演オファーもあったようです。ただ、竹内は“ちょっと地方は……”という理由で断っていたそうです。そうこうしていたら大手芸能プロに所属してタレント活動再開ですから、オファーをしていた番組関係者も唖然としているのではないでしょうか」（民放キー局ディレクター）

■テレ朝と静岡を裏切った？

　竹内は３月９日放送の『しゃべくり００７』（日本テレビ系）に出演。テレビ朝日以外の局に出演するのはこれが初めてとなった。

　竹内のタレント活動再開に、ネットでは「一度華やかな世界を知った自己顕示欲の強い女性が地方で過ごせそうに思えない」「芸能人やスポーツ選手と色々噂があってチヤホヤされてきた人が地方で大人しくしていられないだろう。退社する前から復帰は予定してたけどテレ朝の手前、専業主婦になるフリをしていたのでは？」といった声も上がっている。

「夫に帯同して支えるためにテレ朝を辞めたということになっていますが、フリー転身を念頭に確信犯的に辞めたのではないかとも思えてしまいますよね。これまで、テレビ局を辞めたアナウンサーが他局の番組に出演するまで、半年から１年は間を空けるのが業界の慣例といわれてきました。元フジテレビの加藤綾子（３４）もフリー転身から１年間はフジテレビに、元テレ朝の宇賀なつみ（３３）もテレ朝のみ出演していました。

　元ＮＨＫの有働由美子（５０）や元テレ朝の小川彩佳（３５）など、１年未満で他局に出演する例も増えてきましたから、この慣例も薄れてきている。ただ、ＴＢＳに対して“民度が知れるわ”と言い放った宇垣美里（２８）でさえも、現在に至るまでＴＢＳラジオの番組には出演し続けていますから、ＴＢＳへの恩義は忘れてはいないんでしょう。ところが竹内はわずか３か月で日本テレビのバラエティ番組に出演。

　この本音が透けて見えるような露骨な動きに、テレ朝関係者にはおもしろく思っていない人もいます。“ちょっと地方は……”と断られた静岡の人も、竹内に裏切られたと感じているかもしれないですね」（前出の民放キー局ディレクター）

　退社から３か月で現場復帰を果たした竹内だが、古巣のテレビ朝日と静岡を敵に回してしまった!?