日曜日の夜２０時といえば、ＮＨＫ大河ドラマや各局人気のバラエティが放送されている時間帯だ。中でも『世界の果てまでイッテＱ！』（日本テレビ系）の人気はダントツ。２００７年の放送スタートから、世界を舞台にした体当たりの冒険バラエティで注目を集め、現在も高視聴率が続いている。３月８日放送回では、宮川大輔の「世界で一番盛り上がるのは何祭り？」も復活し、まだまだ勢いは衰えそうにない。今回は、そんな『イッテＱ』について１０～５０代の男女２００人にアンケート。「好きな『イッテＱ』メンバー」について聞いてみた。

　第３位は、出川哲朗。

　出川がデヴィ夫人や河北麻友子や堀田茜など“出川ガールズ”を引き連れて、さまざまなことに挑戦する企画は大人気。２０１５年から始まった「出川哲朗のはじめてのおつかい」もファンが多い。

　出川を選んだ人からは「頑張って英語を話そうとしているところ。人の好さが出ている」（２８歳／男性／公務員）、「海外に行っても独特の英語と日本語で、物怖じなく外国人に話しかけるところがすごい」（４５歳／女性／主婦）、「天然なところやポンコツっぷりが半端なく面白い」（３５歳／男性／総務・人事・事務）、「いつも一生懸命なところが伝わる」（53歳／男性）、「デヴィ夫人や河北麻友子らとの絡みが面白い。他の共演者の良さを引き出している」（５０歳／男性）など、番組を盛り上げる姿勢が評価されていた。

　第２位は、イモトアヤコ。

　イモトはイッテＱでブレイクしたといっても過言ではなく、昨年は番組スタッフと結婚したことでも話題になった。「珍獣ハンターイモト」や「イッテＱ！登山部」など、体を張ったロケに果敢に挑む姿が、ときに感動を呼ぶ。

　イモトを選んだ人たちは「過酷なロケにも頑張って挑んでいるところ。嫌味がないところ」（２６歳／女性／主婦）、「危険なことにもチャレンジし、一生懸命頑張っている」（３８歳／男性／企画・マーケティング）、「まっすぐなところ！　度胸がある！」（３６歳／女性／公務員）、「『イッテＱ』はイモトアヤコが盛り上げた。この人がいないと、番組が成り立たない」（５５歳／男性／出版・マスコミ）など、絶賛していた。

■好感度の高さと癒し

　そして圧倒的な得票数で第１位になったのは、司会のウッチャンナンチャン内村光良。

　２００５年から深夜帯で放送されていた前身の『クイズ発見バラエティーイッテＱ！』から司会を続投している内村。自身も富士山に登頂するなど、過酷なロケにも挑戦している。

　内村には「司会がうまく面白い」（２７歳／男性／コンピュータ関連技術職）、「好感度が高い。正直だし、気も遣える」（５４歳／女性／主婦）、「安定したギャグセンスと優しさ。ひどいことや傷つけたりするようなことを言わないから」（４１歳／女性／主婦）、「安定した笑いと癒しがある」（３５歳／女性）、「ヘルメットおじさんが好きです」（１７歳／女性／学生・フリーター）など、穏やかな人柄と個性派の出演者たちをうまくまとめ上げる手腕が評価されていた。

　他には、宮川大輔、ＮＥＷＳの手越祐也、いとうあさこ、デヴィ夫人なども人気だった。