嵐、新国立『アラフェス』強行開催ならコロナパニック激ヤバ懸念!

日刊大衆

嵐、新国立『アラフェス』強行開催ならコロナパニック激ヤバ懸念!

 3月16日、の公式インスタグラムで、5月15日と16日に東京・国立競技場で『アラフェス2020 at 国立競技場』を開催することが発表された。

 新国立競技場の収容人数は最大で8万人。5月15日と16日の2日間で約16万人が来場することになる。

「ただ、大いに懸念されるのが新型コロナウイルスの影響ですよね。開催は5月とはいえ、その時期に新型コロナウイルスが終息しているとは考えにくい。3月24日には東京五輪が1年程度延期することが正式に発表されました。そして、3月25日には、東京都の小池百合子知事が、都内で41人の感染者が出たことで、不要不急の外出の自粛を要請しました。この状況で、本当に『アラフェス』がそのまま開催されるのでしょうか……」(芸能記者)

■K―1には非難の声も

 3月19日、政府の専門家会議は大規模イベントの開催には「慎重な対応が求められる」と、新見解を発表した。

 そんな中、政府と埼玉県が自粛を求めていながらも、3月22日にさいたまスーパーアリーナで『K-1 WORLD GP』が開催されたことについて、西村康稔経済再生担当相は「大変残念だ」と話した。

 ネットでも、「これでは感染を終息に向かわせるどころか拡大させているということをしっかりと受け止めてほしい」「主催者側もかなり無責任。払い戻しもできるようにして開催するならまだ理解は得られたでしょうね」「こんなときに大イベントをするなんてある意味 緊急事態発生」といった厳しい声も上がっている。

「新型コロナウイルスの完全終息を待たずに『アラフェス』を開催した場合にも、こういった批判的な声が上がるのは必至。嵐も、ジャニーズ事務所もそのことは充分理解しているでしょう」(前出の芸能記者)

 3月24日発売の『女性自身』(光文社)では、嵐のなかでも、特に新型コロナウイルスに強い懸念を示しているのが『news zero』(日本テレビ系)で月曜キャスターを務めている櫻井翔(38)だと報じている。

「櫻井は本番前、日本テレビに入ると、すぐに新聞の関連記事を読み、本番終了後にも専門家に積極的に質問をぶつけているといいます。4月の北京公演が中止になり、ファンと直接会える機会が減ることに危機感を抱いていると『女性自身』では伝えていますね」(前同)

 3月15日、櫻井はジャニーズの有料公式サイト『Johnny’s web』内の公式ブログ『オトノハ』を更新。

「新型コロナウイルスの影響が広がる中、我々の仕事は……“出来るか出来ないか分からないから、やらない。”ではなく“出来ることを前提として、いま準備出来ることをやる。”しかありません」とつづっている。

■嵐ファンからも不安の声が……

 コンサートの演出を担当している松本潤(36)は、連日事務所の関連施設で『アラフェス』への打ち合わせを重ねているという。

「今年が嵐のラストイヤーなわけですから、メンバーもできるだけファンと直接触れ合う機会を作りたいと強く思っているでしょう。『アラフェス』の開催がアナウンスされた際には、ファンからは喜びの声が上がりました。

 ただ、嵐は年末の活動休止までさまざまな仕事をこなさなければならないため、ギリギリのスケジュールで動いている。『アラフェス』の延期は簡単なことではないでしょう。何とかして5月開催の方向で関係各所は動いているのではないでしょうか」(レコード会社関係者)

『女性自身』では『アラフェス』開催にあたって、「密閉されたライブハウスとは異なり、新国立競技場は屋外施設」、「集団感染のリスクは下がる」、「嵐のメンバーから熱のある人、風邪の症状がある人には来ないように呼びかけることが大事」と、専門家のコメントともに開催に前向きな記事を掲載している。

「ただ、ファンからも“今から約2か月後に数万人規模のコンサート……。私は嵐ファンなので行きたいですが、本当に開催できるのか不安ですし、疑問です”といった声が上がっています。新型コロナウイルスが、『アラフェス』開催をきっかけに再び拡大するなんてことになったら、とんでもないことですからね。

 東京都では大規模イベントの自粛を4月12日まで続けることを確認しました。ただ、5月開催に屋外会場で開催されるとはいえ『アラフェス』には2日間で16万人が集まるわけですから、新型コロナウイルスが完全に終息をしないうちに開催を強行すれば、先日のK-1のように、嵐やジャニーズ事務所にもバッシングの声が上がってしまう可能性がある。そうなるとラストイヤーの残りの期間の活動にも影響が出てくる恐れもあります。突然の新型コロナウイルスの蔓延で、嵐もジャニーズ事務所も頭を抱えていますよね……」(前出のレコード会社関係者)

 3月25日、欧州疾病予防管理センターの研究発表によると、新型コロナウイルスは高温多湿の熱帯地方でも活動が弱まらないことが明らかになったという。夏になっても終息はしないという見方が出てきたコロナウイルス。そんな中、嵐のラストイヤーを飾る『アラフェス』は、無事に開催されるのだろうか!?

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