新型コロナに克つ!「免疫力アップ」食材30選
新型コロナウイルスの猛威は衰えるどころか、世界で拡大中。目前に迫っていた東京五輪も、ついに延期になってしまった。
「治療薬やワクチン開発が急がれますが、安全性の確認のための試験や行政手続きといった障壁も多く、コロナ撃退には、まだまだ時間がかかりそうです」(全国紙社会部記者)
この現実を踏まえたうえで、我々が今やるべきことは何か。それは、カラダの健康を保つために「免疫力を高めること」の一点しかない。そこで重要になってくるのが、毎日の食事であることは言うまでもない。
医療ジャーナリストの牧潤二氏が解説する。
「バランスの良い食事であることが大前提ですが、特に免疫力と大きく関わってくる“腸”の健康を整え、便通を良くする食事、食材、栄養素を欠かさないこと。便通が良ければ、腸内環境が整っていて、免疫力もあるという目安になります」
では、具体的には何を食べればいいのか。調べていくと、我々の身近な食材の中に、その答えの多くがあることが分かった。
「腸内環境を整えるには、まずはヨーグルトがいいでしょう。ヨーグルトに含まれる乳酸菌が、腸内の悪い菌を退治する“善玉菌”のエサになり、その活動を活発にしてくれるからです。ヨーグルトの種類はたくさんありますが、どのヨーグルトが自分に合っているかは、便の状態で判断すればいい。下痢でもなく便秘でもなく、一日1回、適度な柔らかさの便が出ていれば、腸の状態は良好ということになります」(前同)
ヨーグルトだけを食べるのが苦手という人には、バナナにかけて食べることをオススメしたい。
「乳酸菌を単体でとるよりも、オリゴ糖や食物繊維などと一緒にとると、善玉菌を活性化させることができて、免疫効果を高めることにつながります。これから暑い日が増えてくれば、ヨーグルトとバナナ、ハチミツをミキサーにかけて凍らせて、フローズンバナナヨーグルトにして食べるのもいいし、そこに牛乳を混ぜてヨーグルトバナナジュースにしてもいいのでは」(栄養士)これなら無理なく摂取できそうだ。
また、ガン細胞をも殺す、免疫細胞「NK(ナチュラルキラー)細胞」の働きを活性化させるアリシンが多く含まれるニンニクやニラも、増やしていきたい食材だ。
「ニンニクニラ玉なんていかがでしょうか。サラダ油でニラとニンニクを炒め、軽く塩、胡椒で味つけ。そこに白だしを大さじ1杯入れた溶き卵(2個分)を入れ、半熟になったら火を止めて出来上がり。簡単なので、おかずが1品欲しいときにもいいし、お酒のつまみにも最適です」(前同)
■「ニラネギ麻婆豆腐」は最強
管理栄養士の資格を持ち、美人料理研究家として有名なshocuicucoさんが安くておいしいレシピとして教えてくれたのは“ニラ麻婆豆腐”。
「ポイントは抗菌作用が期待できるニラと、長ネギをたっぷり入れること。長ネギの青い部分には粘膜を強くするビタミンA、白い部分には抗菌効果のネギオールという成分が含まれているので、粘膜を強くする最強の食材かもしれません」
いつもの麻婆豆腐に、ニラと長ネギをたっぷり入れればいいだけの簡単料理だ。しかも豆腐も、免疫力を高める効果が高いことで知られているので、この“ニラネギ麻婆豆腐”はいいことずくめ。
「タンパク質や脂質など、カラダに必要な基礎的な栄養素も豊富で、健康を維持促進させる機能性食品であることは、すでに有名ですが、豆腐の甘みの基となる大豆の糖質を構成するオリゴ糖は、ビフィズス菌のエサになるので、腸の働きを活発にし、免疫力を向上させてくれるんです」(前出の栄養士)
また、麻婆豆腐に欠かせない豚ひき肉も、「豚肉は、免疫細胞の働きを助けるビタミンB1が豊富です。ビタミンに関しては、牛肉より豚肉のほうが優れているんです」(牧氏)という。
今夜にでもネギニラ麻婆豆腐を試してみては!?
野菜の中では、熱に強いビタミンCと、腸内環境を整える食物繊維が豊富で、効率的なエネルギー代謝をサポートしてくれるイモ類も頼りになる。「じゃがいも、長芋もいいですが、食物繊維が最も豊富なのはサツマイモです」(牧氏)
今はスーパーやコンビニでおいしい「焼き芋」が簡単に買えるだけに、調理もいらないのはありがたい。
「チーズやバターを乗せて温め直してもいいし、キムチを乗せて食べるとお酒のつまみにもなると、ネット上でもちょい足しアレンジの多さが注目されていますよ」(栄養士)
その、ちょい足しのチーズやキムチも腸にいい。
「どちらも、免疫力アップにつながる発酵食品。チーズの脂肪の中にたっぷり含まれるビタミンAは、皮膚や粘膜を丈夫にする働きがあり、キムチの乳酸菌はヨーグルトなどの動物性の乳酸菌よりも丈夫で、より生きたまま腸に届きます」(女性誌健康担当記者)
現在発売中の『週刊大衆』4月13日号では、免疫力がアップする食材を使ったレシピも掲載している。