元ＡＫＢ４８の篠田麻里子（３４）が、第１子となる女児を出産したことが、４月１日に本人のＳＮＳによって明らかになった。

「同じく元ＡＫＢの前田敦子（２８）も、昨年３月に第１子を出産していますね。篠田や前田のような全盛期のＡＫＢを支えたメンバーも、母親になる年齢。篠田が卒業したのは、もう７年前になる。感慨深いものがありますね」（女性誌記者）

　前田だけではなく、２０１９年は元ＡＫＢメンバーの出産が相次いでいた。

「２０１９年は、１１月に川栄李奈（２５）と高城亜樹（２８）が、それぞれ第１子を出産したことが報じられましたね。

　特に川栄は、生理用ナプキン『ロリエ　しあわせ素肌』の広告キャラクターに選ばれた約１か月後の２０１９年５月に妊娠が報じられたこともあり、ちょっとした話題になりました。実際は妊娠中の女性でも生理用品は手放せない人は多いですが、一般的な“妊娠中は生理が来ない”というイメージから、ＳＮＳでＣＭを不当に批判する人もいて、気の毒でしたね。

　いずれにせよ、４人とも子どもはまだ生まれたばかりで、母親としてはまだまだ新米かもしれませんが、将来的にはママタレとして活躍するかもしれません。実際に、今年２月発売の育児雑誌『ひよこクラブ』（ベネッセコーポレーション）では、前田敦子が表紙を飾っています。

　前田以外のＡＫＢメンバーも、世代は違えど同じ“国民的アイドルグループ”だったモーニング娘。がママタレとして活動しているのを考えると、同じ道をたどるのではないでしょうか？」（前同）

■ママタレとなって活躍するかつてのアイドルたち

　モーニング娘。の黄金期は９０年代後半から２０００年代前半。辻希美（３２）のように、すでに幼稚園から小学生くらいの年頃の母親となっているメンバーは多い。

「１期メンバーの石黒彩（４１）は、すでに末っ子の次男が今年で高校生になり、１１月には第１子の長女が２０歳を迎えます。石黒は料理本や子育てエッセイを出版したり、“主婦タレント”としてバラエティ番組に多く出演していますね。

　同じく１期メンバーの“なっち”こと安倍なつみ（３８）は、山崎育三郎（３４）と結婚した翌年の２０１６年７月に、第１子男児を出産しています。さらに２０１８年には、『第１１回ベストマザー賞授賞式』の壇上で第２子の妊娠を報告するということもありましたね。

　ほかには、“ミキティ”の愛称で知られる藤本美貴（３５）は、今年１月２４日に第３女児を出産していますが、出産前にはブログでマタニティフォトを投稿しており、ファンに祝福されていました。第２子を出産した２０１５年には育児雑誌『たまごクラブ』（ベネッセコーポレーション）で表紙を飾るなど、ママタレとして活躍しています。元ＡＫＢのメンバーも、いずれママタレとして成功するといいですね」（女性誌ライター）

■ママタレ界の頂点に君臨する辻

　テレビや雑誌以外では、ブログやＳＮＳがママタレの主戦場。元モー娘。では、辻がもっとも成功している、と前出の女性誌ライターは語る。

「辻は本当に見事としか言いようがありません。２００７年１１月には第１子、２０１８年１２月には第４子を出産していて、子宝に恵まれている。夫はイケメン俳優の杉浦太陽（３９）。２０１６年１１月には夫婦そろって『いい夫婦の日　パートナー・オブ・ザ・イヤー』を受賞。４人の子どもと、育児に協力的な父親という、まさに理想の家族です。

　辻を語るうえで欠かせないのは、やはりＳＮＳやブログによる収入でしょう。２０１６年の時点で、ブログの広告収入で月収５００万円以上稼いでいた、という話もありますからね。

　さらに、２０１９年５月から開始したＹｏｕＴｕｂｅチャンネル『辻ちゃんネル』は、チャンネル登録者数は５１万人、投稿動画の再生数は最低でも２０万回以上、良いときは１００万超えも珍しくない盛況ぶり。広告収入もかなりのものでしょう。動画内容は料理や美容、家族の様子など“かわいいお母さん”という武器を最大限に活用しています。”ママタレ”としては、最強の存在ではないでしょうか」

　アイドルとして一世を風靡したモー娘。メンバーはママタレとして大活躍中。その牙城に元ＡＫＢメンバーが挑む形になる。

「これからが勝負でしょうね。これから続々と参入してくる元ＡＫＢママタレを、元モー娘。ママタレが返り討ちにできるのか。注目です」（前同）

　アイドルを卒業しても、厳しい戦いは続いている――？