佐藤健、“SNS人気過熱”もインスタをやらない深いワケ
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俳優・佐藤健(31)の勢いがとまらない。先月18日に公式YouTubeチャンネルを開設すると、およそ半月で登録者数160万人を突破。『恋はつづくよどこまでも』で共演した上白石萌音(22)をゲストに迎えた第1弾動画は、4月6日時点で驚異の840万回再生を記録しているほか、先月31日には親友・神木隆之介(26)の持ち込み企画という第2弾「TAKERU NO PLAN DRIVE」が公開され、こちらも再生数を飛躍的に伸ばしている。
浮世離れした“銀幕のスター”がもてはやされたのは今や昔。SNS隆盛の昨今、メディアで活躍するさまざまな芸能人たちが、SNSを駆使して自らの考えを発信し、ファンとのコミュニケーションを図っている。役者も例外ではなく、深田恭子(37)、長澤まさみ(32)、戸田恵梨香(31)、菅田将暉(27)、山崎賢人(25)、広瀬すず(21)など、そうそうたる主役級俳優たちがこぞってSNSアカウントを開設している。
近年は本田翼(27)や川口春奈(25)のようにYouTubeに参入する猛者も増えてきたが、やはり中心となるのはツイッターやインスタグラムだ。とりわけ最近は、各局ドラマ制作陣が放送開始に合わせて公式ツイッターやインスタグラムを立ち上げ、その宣伝に積極的に利用している。先日好評のうちに最終回を迎えた佐藤主演ドラマ『恋つづ』のドラマ公式も、視聴者を意識した貴重なオフショットや動画をたびたび投稿し、ファンを大いに喜ばせた。
■“リアル彼氏”みたい!佐藤健のSNSが大人気
こうした背景がある中で、現在佐藤がファン向けのSNSツールとして選択しているのは、前述のYouTube、LINE、そして双方向ライブ配信アプリ・SUGARの3つだ。とりわけ佐藤の公式LINEは、登録すると本人から「ひま? なにしとる」「ところでさ今週末あいとらんの? 映画ゆこう」「ドラマ終わって今からごはん」といったまるで“リアル彼氏”のような親密なメッセージが頻繁に届くことから、佐藤と疑似恋愛が楽しめると話題を呼び、登録者数400万人(2020年4月6日現在)を突破するほどの人気を集めている。
さらに佐藤は、SUGARを使って自宅などからライブ配信を行い、抽選で選ばれたファンと1対1で生電話するという夢のような企画を、およそ1年半前から定期的に実施している。出演作の途切れない超人気俳優でありながら、あらゆるSNSを効果的に使うことで、ジャニーズアイドルにも勝るとも劣らない充実のファンサービスを実現しているのだ。
彼のあふれんばかりのサービス精神の原点は、初主演した2007年の特撮ドラマ『仮面ライダー電王』(テレビ朝日系)にあるという。
■佐藤健がツイッターやインスタグラムをやらない理由
3月28日発売のファッション誌『NYLON JAPAN』5月号の『NYLON guys』の中で、佐藤は「仮面ライダーデビューしてすぐファンイベントをやらせてもらえる機会があって。そこで、生でやりとりする大切さと言うか、素敵さみたいなものを学ぶんですね。そこは忘れずにいたい」と当時から大切にしているスタンスを語っている。
また同誌では、ツイッターやインスタグラム全盛の中、あえてLINEとSUGARを選んだ理由についても言及。「距離が近いからですね。ファンの方が喜ぶことがいちばん」と自身の意図を明言しているほか、「僕がやりたいのは、世の中に何かを発信したいのではなくて、ファンの方達に何かを届けたいんです。そう思うとTwitterやInstagramではないなと思って」とツールに対する強いこだわりを明かしている。
「仮面ライダー時代は、ブログだけが唯一ファンとつながれる場だったそうです。2年間、毎日必死に更新していたとか。これらのことからわかるように、彼がデビュー当時から一貫して大事にしているのは“ファンとのつながり”なんです。しかも定型的な一方通行の発信ではなく、ファンに自分を身近に感じてもらえるような、できる限り双方向に近いコミュニケーションを常に模索している。だからこそ、時代に即した絶妙なSNSの使い方ができるのでしょうね」(女性誌ライター)
駆け出しの特撮ドラマ時代から育まれたファンに対する感謝と奉仕の心。今のSNS“一人勝ち”状態は必然といえるのかもしれない――。