天才テリー伊藤対談「吉田明世」(1)私、フリーアナに向いてないのかも (2/2ページ)
でも最近、自分はやっぱりフリーに向いてないんじゃないかな、なんて思うこともあります。
テリー 確かに、明世ちゃんは「私が、私が」ってタイプじゃないからなァ。
吉田 やっぱりフリーって芸能人の方と一緒の立ち位置ですから。自分でももっとお仕事に関してガツガツ行かなきゃいけないと思うんですけど、なかなかできないものですね。ある程度の計算高さとか、自分を客観的に見て「この長所を伸ばしていこう」みたいな戦略みたいなものが必要だとは思うんですが‥‥。今はフワフワずっと浮いている感じです。
テリー でも、そこが明世ちゃんのよさじゃない。
吉田 それこそ「サンジャポ」をはじめ、TBS時代には数々の人気番組を担当させていただきましたけど、やっぱりそれはTBSのアナウンサーだからできていたんだな、っていうことを最近すごく感じるんですよ‥‥なんて、なんか真面目な話になっていますけれど、大丈夫ですか?
テリー 何言ってるの、全然いいよ。でも、事務所に所属して、新しい仕事も始めているんでしょう。
吉田 はい、TOKYO FMで稲垣吾郎さん、ハマ・オカモトさんがパーソナリティーを務める「THE TRAD」という番組のアシスタントを担当させてもらっています。
テリー ラジオ、いいでしょう?
吉田 いいですね。リスナーさんとの距離の近さや、少ないスタッフと出演者で作り上げていく感じも温かみがあって。
テリー 自分のペースでできるしね。じゃあ、今後はテレビで前に出ていく気概をなんとかしないとね。
吉田 局のアナウンサーはあくまで制作スタッフの一員で、番組が滞りなく放送されるのをお手伝いする立場ですが、フリーは番組をおもしろくする立場ですから、そこに難しさと責任を感じます。だからこの立場になって、それをずっとやってらっしゃるテリーさんがいかにすごい存在なのかを、あらためて感じるようになりましたね。