２０１９年９月末、関ジャニ∞から脱退し、ジャニーズ事務所を退所した錦戸亮（３５）と元ＫＡＴ－ＴＵＮの赤西仁（３５）の共同プロジェクト『Ｎ／Ａ』が２０２０年４月９日、ＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「ＮＯ ＧＯＯＤ ＴＶ」を開設。１１分３０秒の動画を公開した。

「東京にいる錦戸、アメリカにいる赤西がテレビ電話をする動画で、チャンネル名を決める軽妙なやり取りや、次に投稿する動画の企画を決めるといった内容でした。普段見られない２人のラフな姿が見られるのも魅力で、最後は赤西がお手洗いに行くところで終了するなど、ジャニーズ時代には考えられなかったシーンが満載です。４月９日に動画が公開されて、１０日１５時時点で約５８万回再生と、ものすごい反響ですね」（女性誌記者）

　しかし、最近の錦戸はつらい時間を過ごしていたようだ。２０２０年３月１日付の『女性自身』（光文社）の記事では、２月１日の錦戸のツイッター投稿を紹介している。

「錦戸は“以前出ていた青春ドラマを、数日間で一気に見直しました”と明かし、“久々セリフ言いたいなって欲も出てきました”と投稿していました。記事ではこの投稿を、ドラマへの出演願望と“オファー待ち”ではないか、と報じたんです。ただ、ジャニーズタレントが各局のメインを務めている現在、ジャニーズを辞めた錦戸にドラマの仕事が巡ってくる、という可能性は非常に低いでしょうね」（前同）

　そうした事態を見越していたのか、錦戸は２０１９年９月３０日に単独のＹｏｕＴｕｂｅチャンネルを開設。ここでは楽曲のミュージックビデオやアルバムの予告映像といったコンテンツを配信していたが、本格的にＹｏｕＴｕｂｅ用のコンテンツを作ったのは「ＮＯ ＧＯＯＤ ＴＶ」が初めてだった。

「ＹｏｕＴｕｂｅ向けのコンテンツは初めてだったものの、１日でチャンネル登録者が１０万人を突破。再生回数ももの凄い数ですし、好スタートを切ったと言えます。３月２４日発売の『週刊女性』（主婦と生活社）では、錦戸が意外にヒマな今の状況に焦っている、と報じられていました。それには錦戸も彼のレコード会社も否定をしていましたが、ＮＯ ＧＯＯＤ ＴＶが順調な滑り出しを見せたことで、錦戸の“ジリ貧”説は一蹴できたのではないでしょうか」（同）

■赤西頼みから抜けられない？

　２０１９年１２月に立ち上げを発表した錦戸と赤西の共同プロジェクト『Ｎ／Ａ』。活動の第１弾として２０２０年５月２４日にハワイでのコンサート開催も告知されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて中止となっていた。

「錦戸と赤西はジャニーズ時代から仲が良く、山下智久（３５）も含めて“赤西軍団”と呼ばれ、六本木や西麻布界隈で大暴れしていたようです。２０１４年６月に錦戸、赤西、山下の３人が飲酒後、六本木の路上で男女と口論になり、モメている様子を女性が携帯電話で撮影していたところ、山下が女性から携帯電話を取り上げて持ち去ったという事件があり、山下が器物損壊の疑いで書類送検されたこともありました」（芸能記者）

　２０１５年８月発売の『週刊女性』によると、この“スマホ強奪事件”がきっかけで、山下は赤西軍団と距離を置き、赤西も自身に子どもが生まれたことから、夜遊びをしなくなったという。

「共同プロジェクト『Ｎ／Ａ』は、いってみれば錦戸が赤西軍団に復帰したような形ですよね。錦戸はソロ活動開始のときこそ注目度は高かったが、それ以降は『Ｎ／Ａ』の立ち上げや、今回のＹｏｕＴｕｂｅといった大きな話題になるときは、赤西が絡んだときばかり。結局は、軍団の長である赤西頼みと言われても仕方がないような状況です」（前同）

　関ジャニ∞時代は、グループの中心メンバーとして、そして俳優としてもドラマ、映画で活躍していた錦戸。軍団長・赤西の手を借りずとも、大活躍する彼の姿を早く見たいのだが……。