コロナウイルスから身を守る!「食べてはいけない」食事

日刊大衆

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 外出自粛が求められる中、我々の食生活も不自由さを増している。だが、その「食」こそが、ウイルスをはね返す大きな力の一つ。間違った食事をしていては、肝心の免疫力を低下させる危険性があるのだ。

 世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルス感染症に対して、栄養面からの予防戦略をまとめた資料を公表している。

「この中では、感染症のリスクを下げるため、ビタミンやミネラル、食物繊維、たんぱく質など、バランスの取れた食事の重要性が解説されていて、とても参考になります。裏を返せば、バランスの取れていない食事こそ、NGだということですね」(医療ライター)

 予防医学の第一人者である、新潟大学名誉教授の岡田正彦氏は、「食事面で、新型コロナ感染リスクを低める特別な方法はありません」と前置きしつつ、免疫力を下げる食事として、加工食品を例に挙げて言う。

「レトルトやインスタントばかりを食べていてはダメ。カップ麺などは塩分過多のため、血圧を上げ、生活習慣病のリスクを高めます」レトルトやインスタントといった加工食品は“買い占め”のターゲットにもなった食材。しかし、食べ過ぎは良くないのだ。

 ここで、薬剤師の平地治美氏がこうつけ加える。「インスタント食品などは保存食としては便利ですが、食品添加物や酸化成分も多い。これに対し、乾燥ひじき、わかめ、のり、切り干し大根、さくらえび、高野豆腐などは保存が効き、しかも未加工。同じ保存食でも、こういった健康的なものを、なぜ選ばないんでしょう?」(平地氏)

 保存食といえば、パスタや冷凍ピザなどを買い置きしている人もいるだろう。ただ、こちらも、ほどほどが良いようだ。「パスタやピザは小麦が原料ですが、漢方の考えでは、小麦は血糖値を急激に上げる食材で、太りやすい体質にするとされています。食べても週2回が限度で、特に、メタボの方は要注意です」(前同)

 同様に、パンやラーメンも良くないという。「毎朝、パン食という人が食べる回数を減らしたところ、体調が良くなったとの報告を聞いたこともあります」(同)

 ちなみに、先のWHOの資料では、砂糖の多い缶コーヒー、お菓子なども控えるように記載されている。「砂糖は中性脂肪が上がりやすく、動脈硬化につながる。また塩分同様、血糖値を上げ、糖尿病など生活習慣病の原因にもなります」(岡田氏)

 同じく、WHOの資料によると、脂肪分を取り過ぎないため、「赤身の肉ではなく、低脂肪の白身の肉や魚を選べ」ともアドバイスしている。この“白身の肉”とは何なのか?

「鶏肉です。牛豚鶏の3つを比べたら、牛豚は明らかに動物性脂肪が多い。動脈硬化症を加速するので食べすぎないことです」(前同)牛・豚・鶏肉で、そんなに差があるとは驚きだ。

■水の飲みすぎに注意

 その他、WHOは、水を毎日8〜10カップ程度飲むことを勧めている。だが、岡田氏は“水の取り過ぎ”には注意を促す。

「水を飲み過ぎると、血液が薄まってしまうし、排尿も増える。尿の生成は予想以上にエネルギーを使いますから、この二点から体調を崩しやすくなるんです。水はノドが乾いたら飲む程度で大丈夫ですよ」

 あとは外食。人が大勢集まる店舗に行く以外にも、注意すべき点があるという。「回転寿司の寿司やパン屋さんのパンなど、カバーなしで提供されている食品は、感染リスクが高くなります。 ラーメンなど熱い食べ物は、その熱でウイルスや菌類が殺菌されますが、寿司になるとそうはいかない。ちなみに私は、裸のままのパンはふだんから食べる前に加熱するようにしています」(前同)

 最近は疲労回復の手段として、エナジードリンクを愛飲している人も多いだろう。だが、岡田氏は、免疫力アップどころか、その危険性を指摘する。

「商品によっては強烈なカフェインが入っているため、米国では酒で割って飲んで、亡くなった若者がたくさん出ているほどです」

 ある報告によれば、エナジードリンクのカフェイン含有量は、一般の炭酸飲料の10倍近く。2本飲んだだけで死亡した少女のケースもあるという。

 漢方に詳しい前出の平地氏は、専門家の視点から意外にも思える「食べてはいけない」食材を挙げる。まずはトウガラシとニンニク。ともに体を温め、免疫力が上がるともいわれている食材だ。

「漢方の考えでは、血、水とともに“気”が健康を保つための3本柱で、その気を作るのは胃とされます。そして、その胃を元気にするものとしてショウガやシソがあります。ニンニク、トウガラシも同じく胃を温めますが、こちらは強く効き過ぎる面がある。なので、たくさんとることは控えたほうがよいでしょう」(平地氏)

 本物の薬膳料理では、トウガラシやニンニクは一カケラ程度しか入っていないという。ご注意を。もちろん、ショウガやシソであっても、とり過ぎが逆効果になってしまうことは言うまでもない。

 現在発売中の『週刊大衆』4月27日号では、このほかにも、コロナウイルスに感染しないために「行ってはいけない場所」「正しいマスク着用法」を特集している。

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