朝日奈央「YouTubeで黒歴史」も！ムキ出しNGナシ“女王の証明”
雑誌『日経エンタテインメント！』４月号で発表されたランキングが、話題を呼んでいる。
「直近３カ月の『女性バラエティタレント出演本数ランキング』です。指原莉乃（２７）、滝沢カレン（２７）、藤田ニコル（２２）ら並みいるタレントを抑えて１位に輝いたのは、５６本もの番組に出演した朝日奈央（２５）。意外な新女王の誕生に驚きの声が上がっています」（女性誌デスク）
朝日は、アイドルグループ『アイドリング！！！』出身ながら、「ＮＧなしキャラ」で大ブレイク中。１０円玉を目や鼻に入れる特技を持ち、芸人顔負けの奮闘ぶりをバラエティでもたびたび披露している。そんな朝日は、昨年１２月には自身のＹｏｕＴｕｂｅチャンネルで“黒歴史”として、鼻に爪楊枝を刺している高校時代の姿まで公開。根っからのバラエティキャラであることを感じさせた。
また、２月１０日に放送された『かみひとえ』（テレビ朝日系）では、女優夏菜（３０）と合計約３キロもある巨大焼き肉丼と大味噌汁のセットで人生初の大食いに挑戦。あまりの苦しさからダンスを踊ったり体を叩いた衝撃で食べ物を流し込む、といった変わった完食法を考案するも、最終的には「髪型とか変えればいけるんじゃない」と急に夏菜と“ツインテール姉妹”になり、悶絶しながらも完食。朝日はますます「ＮＧなしキャラ」として幅を広げている。
そんな朝日のブレイクのきっかけは、『ゴッドタン』（テレビ東京系）での全力ぶりだと言われている。
■『ゴッドタン』で残した爪痕
「『ゴッドタン』では、毎回全力で笑いを取りにいく朝日の姿が話題になりました。２０１７年４月から産休に入る松丸友紀アナウンサー（３８）の代わりのアシスタントを決めるオーディションでは、松丸アナの鉄板持ちネタでもあった志村けんさん（享年７０）の『変なおじさん』のコピーを全力でやり切り、見事アシスタントに起用されました。
他にも、人気企画『マジ嫌い１／５』ではお笑いコンビロッチの中岡創一（４２）を「ドブネズミ」「黙れバカ」など思い切った言葉で罵倒し、番組ＭＣのおぎやはぎを大爆笑させました。元アイドルであることを微塵も感じさせない振り切った発言に、『ゴッドタン』ファンも“これは売れる”と朝日を話題にしていましたよ」（放送作家）
そんな朝日の現在の活躍の裏には、“バラエティの師匠”と朝日があがめるバカリズム（４４）の存在がある。
「２００８年、１４歳の頃に現役モデルとしてアイドルグループアイドリング！！！に加入したものの、朝日はすぐモデルをクビになってしまった。今後の活動に悩んでいた朝日に、当時アイドリング！！！の冠番組でＭＣを担当していたバカリズムが“全部やりきれ”というアドバイスをしたそうです。
バカリズムは朝日について“１４歳から４、５０回泣かせている”と話し、朝日もバカリズムのことを“人を追いつめるのが得意”と そのスパルタぶりを明かしていますが、バカリズムの“全部やりきれ”という教えを、朝日は１４歳のころから守り抜いてきた。それによって身に付いた“ＮＧなし”の姿勢が『ゴッドタン』で発揮され、数々の企画で爪痕を残すことができたんです。
師匠バカリズムが朝日をプロデュースする『ゴッドタン』の企画では、バカリズムが最近の朝日の活躍について“うれしい、１４から追い込んでよかった”と発言。それを聞いた朝日はみるみる涙を浮かべ“泣いてない、泣いてない”と否定するも号泣。バカリズムは“褒めたことなかった。１０年間ずっと褒めなかったから”と、初めて褒めたことを明かし、『ゴッドタン』とは思えない感動の名場面となりました。その後、バカリズムは朝日を世界のナベアツ（５０）のモノマネでプロデュース。朝日の元の顔が分からなくなる程の全力のモノマネに、師匠も満足気な表情でしたよ」（放送作家）
■ぶっち切りの芸人ウケ
とにかくＮＧがなく全力であることがプラスに働き、芸人からの支持も厚い朝日。 『ゴッドタン』は、おぎやはぎ、劇団ひとり（４３）がメインＭＣで、準レギュラーとしてバカリズム、バナナマンや東京０３といった今後のお笑い界の主流になりそうな実力派の面々がそろっている。
「それだけじゃないんです。２０１９年６月に放送された『土曜プレミアム・こんな休日どうですか』（フジテレビ系）では、朝日の体を張った温泉ロケが絶賛されました。ウッチャンナンチャンの内村光良（５４）と南原清隆（５４）が”最高の休日の過ごし方”を考えるという内容の番組で、朝日はバナナマンの日村勇紀（４７）、出川哲朗（５６）、俳優の武田真治（４７）と４人で温泉ロケに行ったんです。そこで朝日は3人のおじさんと同じ風呂に入り、“体に良く、飲める温泉”と温泉の特徴を紹介されると、いきなりゴクゴクと温泉を直飲み。
これにはスタジオで見ていた内村も“おじさんのいろんな脂が（入ったお湯を飲んだ）”と大ウケ。大先輩出川も絶賛するほどの、素晴らしいリアクションでした。大御所芸人をも爆笑させたこの体当たりぶりは、間違いなく朝日の人気を加速させたと言えます」（制作会社関係者）
最近は改めてそのルックスも注目され、女性人気も集めている朝日。無敵の女王となる日は近い！
