コロナ・デマ“異常増殖中”!芸能人もダマされ被害に…

日刊大衆

コロナ・デマ“異常増殖中”!芸能人もダマされ被害に…

 俳優の宇梶剛士(57)が、新型コロナウイルスに関するデマ拡散に加担してしまったと、4月14日の『週刊女性PRIME』が報じた。

「宇梶は“お湯を飲むとコロナに効く”という根拠のない予防法を信じ、後輩たちに教えていたようです。宇梶の場合は内輪の話で、内容も取り返しのつくものでしたが、コロナウイルスに関するデマは、ネットを中心に急速に広がっています。特にSNSでのデマは、あっという間に拡散される。何らかの情報が回ってきても、うかつに信じてはいけません」(ネットリテラシーに詳しいWEBライター)

 LINEやチェーンメール、怪しげなブログなどで人々の不安をあおるような情報が飛び交っているが、注意が必要だ。

「デマのひとつのパターンとして、“医療機関で働く知人から”など、信憑性のありそうな情報源を明かしてから、伝聞という形で、真偽のさだかでない内容を述べる、というものがあります。

 まず、宇梶が騙された“お湯を飲めば滅菌できる”というデマ。具体的には“今回のコロナは耐熱性がないから、〇〇度(温度はさまざまなパターンがある)のお湯を飲めば、予防できる”というものですが、これは中国の医師グループによる『新型肺炎情報特設サイト』で、完全に否定されています」(同)

■日本も他人ごとではないイギリスの過激なデマ

 イギリスでは、携帯電話とコロナを関連付けた根も葉もないデマが、重大な社会問題となっている。

「 “次世代通信形式である『5G』の電波が免疫力を低下させ、コロナウイルス感染を加速させる”というデマが広まり、40か所以上の通信施設が放火されたり、コロナ患者を受け入れるために開設したばかりの病院の電波アンテナが放火されるなど、重大な被害が相次いでいることが、4月14日の『ガーディアン』(イギリスの大手一般新聞)で報じられています。

 あまりの深刻さに、WHO(世界保健機関)が、公式サイトで“5Gは新型コロナを広めません”というメッセージを公開しているほどです。

 日本ではありえないような話だ、と思う人もいるかもしれません。しかし、日本でも3月に“マスクの次はトイレットペーパーが品薄になる”というデマが拡散され、一時的に買い占めが発生しています。日本家庭紙工業会が“供給は問題なし”という声明を出す事態になり、現在は沈静化していますが……。

 また、沖縄では“新型コロナウイルス感染が出た店舗一覧”というデマの一覧表がSNSで拡散され、各店舗が売上に大打撃を受けていることが、4月12日の『琉球新報』で報じられています。

 沖縄以外でもデマの“感染情報”でダメージを受けている飲食店は多く、経済的にも大問題となっています。イギリスの件も、決して他人ごとではないんです」(前出のライター)

■善意からのデマが怖い

 熊本県の田嶋徹副知事も、デマを拡散してしまい問題となっている。

「副知事は、9日に友人からLINEで流れてきた“東京の日本赤十字社医療センターの医師のメッセージ”を鵜呑みにして、県幹部や友人ら約10名に拡散してしまったことが、4月15日の『朝日新聞デジタル』で報じられています。

“私の病院のコロナ病床は満床”、“すでに医療崩壊のシナリオも想定され始めている”という文言を、真偽を確認せずにそのまま拡散してしまいました。副知事はこれについて、14日夜に記者会見を開いて陳謝しています。

 似た文言のメッセージは各地のSNSで拡散されていて、日赤医療センターは問い合わせの対応で業務に支障をきたしていることも報じられています。

 同じような例として、愛知県警広報課が4月10日に“深く息を吸って10秒我慢し、せきや息切れなどの症状が出なければ、感染の可能性は低い”という、WHOに否定されている誤情報をツイッターに投稿して問題になりました。ツイートは同日中に“正確な情報ではなかった”と謝罪し、12日に削除しています。これについて、愛知県警は朝日新聞の取材に対して“県民の不安を少しでも和らげたいと思い、結果として不確かな情報を提供した。県民に不安を生じさせてしまった”とコメントしています。

 副知事や愛知県警のように、善意で行動した結果、デマを拡散させてしまう事例は決して珍しいことではありません。だからこそ、デマは怖いんですよ……」(前出のライター)

 新型コロナウイルスが蔓延して、先行きの見えない状況だからこそ、正確な情報源で確認することが重要になってくる。

「厚生労働省の公式発表や、毎日、東京都の公式YouTubeチャンネル『tokyo』などでライブ配信される、小池百合子都知事によるメッセージなどの公的情報に目を通すこと。

 SNSでは、関係省庁や専門機関による公式アカウント以外から発信される情報を、安易に信じないこと。単純なことですが、それがいちばん重要です。

 また、3月10日の毎日新聞では、ソーシャルメディアに詳しい桜美林大学の平和博教授が”驚くような情報や、”知り合いに知らせなければ”と思うような情報は、いったん深呼吸して情報の出所を確認した方がいい”とコメントしています。SNSが発達して、デマの拡散速度も飛躍的に上がってしまった時代だからこそ、気を付けていきたいですね」(同)

 デマを広めてしまわないためにも、SNSにはじゅうぶんな注意をーー。

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