受刑者が明かした塀の中の「コロナ地獄」!マスクなしの”5密“状態で… (2/2ページ)
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刑務作業に用いる製品の材料や、日々の食材を運んでくる業者がウイルスを塀の中に持ち込むことも可能性としては十分に考えられる。
もしも一人でも感染者が出たら「感染爆発」は避けられない状態だとAさんは危惧している。
窓がなく、風通しの悪い雑居房で、幾人もの受刑者が暮らす環境は「3密」にあたる。それに加えて、Aさんが指摘するのは「過密収容」だ。
《黒羽刑務所がなくなる影響(※注・法務省は2022年に廃止する方針を発表)で、人数が爆発的に増加しています。うちの工場は50人弱から65人〜68人に増加しました。他の工場も同じ。工場への出入りに毎日下着になって検査が行われますが、その際は満員電車以上の大混雑となります》
そして5つ目の「密」は風呂場で発生していた。ただでさえ、過密収容にもかかわらず、入浴は大勢の受刑者が一斉に行うため、「ソーシャル・ディスタンス」を取るのはとうてい不可能だという。
《風呂も自分のスペースは30センチか50センチほどなので、ほぼ“密着”といった感じだし、シャワーの数は60しかなく、それ以外は垢が浮いた湯舟のお湯を使って体を洗うしかありません。シャワーからあぶれた人間は『本当にヤバい』と顔を引きつらせています》
「3密」にくわえて「過密収容」「風呂場の密着」の“5密状態”となれば、新型コロナへの危機感が募るのは当然かもしれない。地獄の「感染爆発」という事態が起きないことを祈るばかりだ。
(編集部)