『イッテQ』大好評リモート演出の裏に、内村光良のプロの自己管理術

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、各テレビ局はドラマやバラエティ番組のロケとスタジオ収録の中断を発表している。
堺雅人(46)主演のドラマ『半沢直樹』(TBS系)をはじめ、元SMAPの木村拓哉(47)主演の『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)など、多くの春ドラマが放送開始日の延期を決定。
4月19日放送の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の2時間スペシャルでも、MCを務めるウッチャンナンチャンの内村光良(55)のみがスタジオ収録に参加した。
出川哲朗(56)、宮川大輔(47)、イモトアヤコ(34)、NEWSの手越祐也(32)らレギュラーメンバーは電話での出演となった。
「レギュラーメンバーは、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)などで見られるようなモニターでの出演ではなく電話での出演で、それぞれの発言がLINEの画面のように再現される演出が話題を呼びました」(制作会社関係者)
この演出に視聴者からは「イッテQ、まさかのグループLINE風ウケる」「顔見えなくても仲いいの伝わってくるわ」と、好評の声が上がった。
■コロナ騒動が起こって早々に対策
「内村さんの妻でフリーアナウンサーの徳永有美さん(44)は『報道ステーション』(テレビ朝日系)のMCを務めていますから、内村さんに対しても新型コロナウイルスに感染していないか心配する声が上がりましたが、『イッテQ』に出演しているのを見ると内村さんに感染の心配はないとうことでしょうね」(前出の制作会社関係者)
4月12日、『報ステ』でMCを務めている富川悠太アナウンサー(43)が新型コロナウイルスの感染検査で陽性だったことが明らかになった。
富川アナとともに出演していた徳永アナも濃厚接触者として自宅待機となったほか、4月19日には富川アナを含め『報ステ』スタッフ4人が新型コロナウイルスに感染したことが明らかになった。
そんななか、4月18日の『日刊ゲンダイDIGITAL』では、『イッテQ』の収録日に内村が移動で使っている事務所車が東京・汐留の日本テレビ地下駐車場に停まっていたと報じている。
お笑いプロ関係者は話す。
「その日、内村さんは19日放送の『イッテQ』の収録に臨んでいたのはないでしょうか。内村さんの所属事務所は14日、“現在、平熱で咳などの症状もありません”“感染予防をしながら、過ごしております。皆さまもどうぞご自愛くださいますようお願い申し上げます”とコメントを出していましたが、どうやら内村さんは、奥さんの徳永さんとともにコロナ感染拡大の初期から、徹底した対策を行っていたというんです。
内村さん夫婦は、自宅と外、別々の場所に泊まるようにし、子育ては分担して行って、お互い接触は極力控えるようにしていたという話なんです。
2人は富川アナが感染が発覚する以前から早々にこういった対策を取っていたため、もちろん体調面の変化もないということもありますが、内村さんに感染の危険性はないと判断できたということのようです。内村さんはレギュラー番組を6本抱える超売れっ子。徳永アナも『報ステ』の顔ですから、もし感染したら周囲への影響があまりにも大きすぎる。結果的に徳永アナは富川アナの感染で待機となってしまいましたが、高いプロ意識からかなり早い段階から対策していたということには感心してしまいますよね」
さすがのウッチャン! 今後もその人気は揺るぎそうもない。