社会的距離の実行中でも何かを抱きしめたい?ならば木を抱きしめよう!アイスランドの林業局が提案
何かを抱きしめたくなったら木を!image credit:Twitter
社会的距離の実行が求められている現在、愛する人とも一定の距離を置かなければならないことに葛藤している人も少なくないだろう。
実際に何かと触れ合い抱きしめあうことで心が癒されるという研究結果もある。特に気分が落ち込みがちなときこそ人は、安心して抱きしめられる何かが必要なのだ。
そこでアイスランド林業局職員らは「こんな時だからこそ、人気のない森への散歩を楽しんで木を抱きしめましょう」と提案している。
抱きしめ効果と、森林浴の相乗パワーでストレスが大幅に軽減されるというのだ。『Zme Science』などが伝えている。
・厳しい状況でも自然へのアプローチを推奨するアイスランド
他国同様、新型コロナウイルスの影響を受けているアイスランドでは、政府が症状のない人でも希望すれば全員に検査を受けることを許可しており、多くの国とは異なるアプローチ方法で対処している。
人口比率で言うと、アメリカよりも感染者数が多いアイスランドでは、検査で陽性とわかった感染者はすぐに隔離処置となるが、社会的距離の実行によって精神的なストレスが過剰に蓄積しないように、できる限り自然と触れ合うことを推奨しているようだ。
森と緑に囲まれたアイスランドならではの対策である。

jplenio/pexels
・社会的距離を保てるよう配慮されたルート
東アイスランドのハロームススタッドア固有林の森林警備隊員たちは、雪に覆われた小道を綺麗にし、人々が自然にアクセスしやすいように努める一方で、散歩中の人たちが互いに近付き過ぎないようにしながら森へ行けるように、様々なルートも確保している。
また、森の中でも人々が常に2メートルは距離を置くことができるように配慮しており、同じ木に寄り添うのではなく、離れた木をハグすることも勧めている。
View this post on InstagramA post shared by Studio Olafur Eliasson (@studioolafureliasson) on Apr 15, 2020 at 7:43am PDT
・1日たった5分、木を抱きしめることでストレス軽減に
現在の不確かな状況にストレスを感じている人たちに、林業局スタッフは「ハグができない辛い状況にいる人は、是非木をハグしてほしい」とアドバイスしている。
The Icelandic Forest Service is encouraging people to look for comfort by hugging a tree pic.twitter.com/UlFo8qIoza
— Reuters (@Reuters) April 17, 2020
散歩程度の外出が許されているのであれば、是非、森へウォーキングに出かけてください。
木の大きさは関係ありません。あなたにとって「これだ」と思える木を見つけたら、ハグして目を閉じてみてください。
木の幹に腕を回して頬をすり寄せるようにしてハグすると、素晴らしいリラクゼーションの感覚をつま先、脚、胸、頭の順に味わうことができ、新たな1日の始まりや新しいチャレンジに心を備えることができます。
森の奥深くを散歩し、できるだけ自然を楽しむことをお勧めします。森からのエネルギーを得て、木の生命の温かさと木の中に流れる息吹を感じてみてください。
メンタルヘルスを向上させるためにも、自然を楽しむことはストレスの緩和に役立ち、同時に社会的距離を調整することができると林業局スタッフ。
1日何度でも散歩が叶うならもちろん効果はその都度ありますが、それが叶わない状況の場合も、たった5分だけ木をハグすることで大きな効果が得られます。是非、それを実感してみてください。
written by Scarlet / edited by parumo