為末大が五輪後につかんだ「遊び的感覚」とは? (2/2ページ)

新刊JP

そして、『ホモ・ルーデンス』の中にあった「努力を実現するために、人間に先天的に与えられている機能、それが遊びなのだ」という言葉に出会った為末氏は感動し、スポーツの根っこには間違いなく楽しさと遊び感覚があるのだ、と改めて実感する。「遊び的感覚」を肯定できるようになったのだ。

スポーツだけでなく、ビジネスでも「遊び」は必要だ。新しい企画など、何か新しいことを生み出すには「遊び」という余白が大切だからだ。

「遊び」のすごいところは、人を夢中にさせてくれたり、我を忘れて没頭させてくれるところだと為末氏は述べる。陸上選手時代に、いくら努力してもできなかったことが、夢中で取り組むことでその壁を超えられた経験もしている。苦しく、忍耐を強いられる「努力」よりも「夢中」が勝るものなのかもしれない。

日々の忙しさの中にも、どこかで「遊び的感覚」は持っていることで、より良い結果を生み出せるはずだ。

(T.N/新刊JP編集部)

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