実は心眼の使い手だった!?新選組の独眼竜「平山五郎」の生涯【四】 (4/5ページ)

Japaaan

「芹沢さま、これでよしなに……」

脱走や私闘の禁止に加え、勝手な金策(≒恐喝)や訴訟の仲裁(≒手数料稼ぎ)と言った資金源を断たれてしまった水戸派は、すっかり羽振りが悪くなります。

「おい五郎、お前ぇ勘定方も(兼務で)やってンだから、ちょっとくらい融通(まわ)せよ!」

平間重助からどつかれた五郎ですが、隊の資金を着服しようものなら、それこそ切腹です。

「馬鹿野郎、両単位でくすねりゃバレて切腹、バレねぇようなハシタ金じゃあくすねる意味がねぇだろう……まぁ、そのうち芹沢先生や新見先生が手を打ってくれるだろうから、とりあえずは少ねぇ給金で我慢しとけ」

「ちぇっ、シケてやがンな……」

ひとまず引き下がった重助ですが、この頃から水戸派はジワジワと締め上げられていくのでした。

御前試合で剣術の腕前を披露

ともあれ会津藩お預かりとして、それなりに体裁も整ってきた壬生浪士組に、松平容保の御前で剣術稽古を披露する機会がやって来ます。

「よぅし、腕が鳴るぜ!試衛館の連中、今日こそギッタギタにしてやろうじゃねぇか!」

「……待て待て平山君。あくまで今回の名目は稽古の披露なのだから、芹沢先生の顔に泥を塗るなよ」

「へへっ、解ってまさぁ……おい又の字、今回はダブルス戦だ。

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