国語教論が教える 人生を助ける「読解力」の養い方 (2/2ページ)
また、文章を読むときに注意しなければいけないのが、「目で追わないこと」。村上氏の授業では、音読するようにしているという。理由は文字を音にしながら、一方で書かれている言葉の意味を理解していくことが大切だからだ。黙読する場合も、頭の中で文章を読む自分の声が聞こえるようにする。目で追うと、上滑りして文章の意味が入ってことがあるので、この点は気をつける必要があるようだ。
読解力を向上させることで、想像力や思考力も養われるので、小説を読む場合もより注意深い読者になることができるだろう。さらに、実用的な文章や資料を読み解く力を養うことで「1を聞いて10を知る」タイプの人になれるかもしれない。様々な場面で有用な読解力を本書から身につけてみてはどうだろう。
(T.N/新刊JP編集部)