粽(ちまき)と柏餅の由来・起源。どうして五月の「端午の節句」に食べるの? (2/3ページ)

Japaaan

‶茅”にはもともと悪しきものを寄せ付けない効果があると信じられており、また、粽に結ぶ赤・青・黄・白・黒の五色の糸にも魔除けとしての効果が期待されているのです。

一方、江戸時代になると、柏の葉でくるんだ柏餅も人気になりました。もともと柏という木は、新しい芽が出てからでないと、古い葉がおちないという特性があります。

日本人は柏が持つこの特性を「跡継ぎが生まれるまで親は死なない」と解釈し、柏を“子孫繁栄の象徴”として捉えたのです。柏餅が江戸市中で売り出されるとたちまち大評判になりました。

この名残が現在まで続き、端午の節句のお菓子といえば関東は柏餅、関西は粽がそれぞれ主役なんだそうです。

ちなみに筆者の住む新潟では、粽は三角のものが作られ、「三角ちまき」といわれています。また、地元で古くから伝わるスイーツとして笹団子も有名です。笹団子の起源についてはあまり詳しいことがわかっておらず、現在も諸説あるようですが、どうやら粽との関連があるようです。

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