世界の福本<プロ野球“足攻爆談”>「オレが走りづらかった投手ベスト5」 (2/2ページ)

Asagei Biz

今なら、DeNAの山崎康晃も八木沢さんと同じ部類。プロ5年目の昨季、初めて牽制球を投げたというからすごいよ。

 山内と堀内は走りにくさでいうと同じタイプ。右投手で牽制するターンが速いし、いろんなタイミングで仕掛けてくる。セットポジションに入ってからはこちらも注意しているけど、リードをとるタイミングで投げてくるからやっかいなんや。絶対に目を離したらアカンし、速いターンで低く、速い球が来る。必死に練習して身につけた技やと思う。

 それと堀内の場合はリーグが違うから、なかなか癖を見つけられなかった。ビデオで見るのと実際にグラウンドで自分の目で見るのとは違う部分もある。日本シリーズで対戦しても、わかった頃にはもう終わっているから。

 最近の投手はクイック投法は磨いているけど、牽制の技術はそこまで磨いていない。阪神の西勇輝のように上手な投手もおるけど、本気でアウトを狙う牽制球を投げる投手が昔に比べて少なくなっている。いくらクイックを速くしても、リズムが一定やったら、走者はスタートを切りやすい。牽制の達人と走者とのスリリングな攻防をもっと見せてほしい。

福本豊(ふくもと・ゆたか):1968年に阪急に入団し、通算2543安打、1065盗塁。引退後はオリックスと阪神で打撃コチ、2軍監督などを歴任。2002年、野球殿堂入り。現在はサンテレビ、ABCラジオ、スポーツ報知で解説。

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