【おうちでお出かけ気分】『ご当地チロル 芋ようかん』自由に出歩きにくいこんなご時世、口の中だけでも東京・浅草! (2/3ページ)

舟和の芋ようかんは創業明治35年(1902年)という老舗中の老舗の創業当時から愛され続けている名品。もともとはようかんが高級だった時代に、庶民が食べられるように誕生させた製品だ。
しかしその素材のさつま芋の風味を活かした素朴な味わいは、地味ながら自然なおいしさにあふれており、長い年月を経てもファンを唸らせ続けている名作お菓子である。使用しているのはさつま芋と砂糖と、少量の食塩のみ。着色料・保存料・香料を使わないストイックな製法が、かえって今の時代に最適化されているのだから面白い。

ではその舟和の芋ようかんはどのようにチロルチョコ化したのだろうか。芋風味ペーストと芋ようかん風味あんを、芋ようかん風味チョコで包んだというのだが、正直予想がつかない。
ただ、さつま芋の原料は舟和のものを使用しているとのことなので、期待は高まる。舟和感みなぎるデザインの袋を開けてみると、いつものチロルサイズがコロコロと7つ出てきた。
二重構造開けてみると驚いたのは、まさに舟和の芋ようかんと同じ穏やかイエロー。芋の塊? ともいうべきルックスで、ほのかにさつま芋の甘い香りがする。
食べてみて驚いたのは、食感がかなり芋ようかんに近いこと。そして芋の香りが押し寄せて、芋ようかんのように感じるやいなや、芋の蜜でできたかのようなチョコ感が伝わってくる。強めの甘みとともに生み出すハーモニーは、舟和の芋ようかんの特徴をデフォルメしたかのような現代的な味わいだ。