リモートワークで重要性を増す「わかりやすい文章」ポイントは? (2/2ページ)

新刊JP

大事なことは、なくても伝わるような言い回しや言葉遣いは私たちが思っているよりもたくさんあり、しかも無意識に使ってしまっているということだ。
これは、「形容詞」についてもいえる。試しに、自分の書いた文面から形容詞を取り払ってみよう。少々味気なくなるかもしれないが、メッセージ自体に支障が出るほどではないことがわかるはずだ。

こういう「無駄文字」「無駄表現」に意識的になることが、簡潔でわかりやすい文章を書く第一歩になる。

■「察して系」の文章は長く、わかりにくくなる

また、傾向として物事をはっきり言わなかったり、要点をぼかすことで、相手の配慮をやんわりと求める文章は長く、煩雑になる。

「皆まで言わせるな。察してくれ」という気持ちでメールやメッセージを送る場面は、ビジネスの場面では少なくない。そのことの良し悪しはこの記事の本筋から外れるため判断しないが、少なくとも「察してくれ」と思って書いた文章は、歯切れが悪く、わかりにくくなるのは間違いない。だから、できるならばそういう文章はやめて、簡潔に書くべきだ。

「明後日の納品になると、発売予定日に間に合わない可能性があります」
「発売日をずらさないため、明日までに納品をお願いします」

この2つは、メッセージとしては同じだ。ならば、後者の言い回しの方がはっきりしていていいのではないか。

表紙

簡単そうで難しいテキストでのメッセージ。
ここでは、今すぐ改善できることに絞って紹介したが、本書ではこういう即効性のある改善ポイントだけでなく、多少時間はかかり訓練が必要だけれども、より本質的に自分の文章をわかりやすくする方法にも踏み込んで解説している。

今、改めて重要度が増している「伝わりやすいテキストを書く技術」。
「この人のメール、何言っているかわからないんだよな」と同僚や取引先に思われないためにも、勉強してみてはいかがだろう。

(新刊JP編集部・山田洋介)

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