水族館が魚に文字を書いて泳がせ「動物虐待」と批判 規制緩和後の中国、反論にも批判の声 (1/3ページ)
新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかかりつつある中国では、感染防止のための対策が徐々に緩和されているが、対策が緩和された中、再びオープンした水族館のとある展示が批判を浴びている。
中国・貴州(きしゅう)省にある水族館が、新型コロナウイルスの感染拡大防止の規制が解かれ再びオープンするも、来館者を増やすために魚に文字を書いて水槽内に泳がせ、批判を浴びていると、海外ニュースサイト『Oddity Central』が4月28日に報じた。
同記事によると、水族館のスタッフは「来館者に楽しんでもらいたい」という目的で、生きた白い魚に赤いインクで中国人の代表的な苗字である、「王」「趙」などの文字を書き、魚を水槽に泳がせたという。文字が書かれた魚の話題は中国国内のネット上で急速に広まり、「動物虐待」などと批判を浴びた。
ネット上で広く批判されたことで、水族館は「我々は魚を傷つけないように食用のインクを使用して魚に文字を書いている」という声明を出した。しかし、水族館の声明に対し、中国国内のネット上では再び、「反省していない」といった批判が多く挙がったという。
同記事は文字が書かれた魚の画像を公開しているが、文字が書かれた魚はどれも同じ種類のように見受けられ、模様がない真っ白い胴体である。魚の大きさはどれも手のひらほどのサイズで、文字は魚の体の全面に書かれている。文字が書かれた魚は縦1メートル、横1メートルほどの水槽の中に10匹ほど入れられている。5月11日現在、水族館が文字が書かれた魚の展示をやめたという情報はない。
このニュースが世界に広がると、ネット上では「魚を大切にすべき水族館が魚に文字を書いたことに人々は腹を立てたのだろう。インクが食用であることは関係ない」「誰か止めるスタッフはいなかったのか」「中国の動物虐待のニュースはよく見る。動物を軽視している傾向があるのか」などの声が挙がっていた。
規制が緩和された中国では、ネット上で話題になった事件が他にもある。