どこかの局とは大違い!? 加藤浩次の「PCR検査論」が医師に絶賛されたワケ (2/2ページ)
また、欧米ではPCR検査数を可能な限り増やすことで正確な全体像を把握することが重要とされ、WHOのテドロス事務局長ですら『すべての国に言いたい。検査、検査、とにかく検査だ。少しでも疑いがあるケース全てをね』と3月中旬時点で主張しています。つまり、欧米とアジアの主要先進国はほぼ全て日本とは真逆のスタンスを取っていることになりますが、ではなぜ日本の死者数はそれらと比較して圧倒的に少ないのか?というのが加藤の疑問です。これについて真の正解は未だ存在しないのかもしれませんが、単に欧米と検査数を比較するだけの他の情報番組のコメンテーターとは一線を画す加藤の持論には、『ものすごく真っ当なご意見。同じ放送時間の、ひたすらPCR検査を増やせと連呼してるテレビ局とは大違い』『加藤を見直した。ちゃんと情報を得て整理してるし、自分の頭で考えてる』『呼吸器内科医です。加藤様、見直しました。その通りです』とネット上で絶賛の声が集まっています」(テレビ誌ライター)
また、日本がPCR検査の増加に消極的な理由のひとつとして、そもそも同検査の精度が100%とは言えない状況で、偽陰性の結果を言い渡される人間が増えてしまうという事情もある。これにより、実際は陽性であるにも関わらず、“陰性“だと通告された“偽陰性“の人間が油断して街中を歩き回ってしまうリスクも考えられ、闇雲に検査を増やすことはこうしたケースを増発する可能性もある。
もちろんPCR検査の対象を狭めることによるデメリットも存在する為、一概に何が正しいかを決めることは困難だが、日本も欧米も、最終目標はコロナの終息であり、可能な限り感染者や死者の数を抑えたいという想いは一致している。
他国を羨むばかりではなく、今こそ日本の英知の結集に期待するときなのかもしれない。
(木村慎吾)