５月５日放送の『ロンドンハーツ』（テレビ朝日系）で、ぺこぱの松陰寺太勇（３６）が連続ドッキリをしかけられたことが話題になった。ぺこぱの松陰寺といえば、どんなボケにもポジティブなフレーズで返すのが魅力。今回の企画は、ドッキリに遭っても松陰寺から「面白いノリツッコまないフレーズ」は引き出せるのかに注目した。フレーズ待ちドッキリ１回目は、楽屋に入った松陰寺に“パイバズーカ”が炸裂、大量のクリームが噴射された。体の半分がパイまみれになって「アアーーー！」と叫ぶ松陰寺だが、すぐにドッキリだと察して「模様は悪くないだろう」とコメント。これは「中笑い」と評価された。ここにロンドンブーツ１号２号の田村淳（４６）が現れ、「今日から松陰寺に連続ドッキリを行います」と宣言される。

　その後、ビリビリ椅子や、頭上から熱湯などのドッキリが仕掛けられるが、松陰寺のフレーズはいまいち。そこで、巨大風船の爆破からは相方のシュウペイ（３２）も投入。シュウペイはかなりのビビリで、以前同番組でのドッキリでも素晴らしいリアクションを見せていた。案の定、巨大風船を前にシュウペイのリアクションは秀逸、松陰寺のフレーズはまたも不発。松陰寺は「はっきり言うけど、リアクションは得意じゃない！」と嘆いていた。

　最後に、ドッキリの仕掛けがたくさん仕込まれた部屋にぺこぱの２人が入室。すると「そちらの紫のスーツの方、この部屋から退場してください」「もうアナタには飽きました。これからはシュウペイの時代です」と松陰寺にドッキリ終了が宣告される。前代未聞のターゲット変更に松陰寺は「え!?　あ……」と戸惑っていたが、シュウペイに「俺に興味ないんだって。頼んだ、ぺこぱはおまえだ」「もういらないって言われた」と後を託し、ションボリした表情で部屋を出た。

■ぺこぱはおまえだ……

　その後、松陰寺は淳ら傍観側に回り、シュウペイがドッキリにのたうちまわる姿をモニタリング。今回の松陰寺のドッキリを見た視聴者は、「お笑いを忘れて普通に凹んでる松陰寺。良き」「松陰寺さんかわいそうやけど面白かった」「打たれ弱くて淳さんとザキヤマさんとフジモンさんにめちゃくちゃフォローされてるのほんとにかわいすぎ」「松陰寺さんガチへこみしてたけど面白かったよ」「落ち込む松陰寺とパニくるシュウペイかわすぎた」など、大喜びだった。

　ドッキリ終了後、淳から「松陰寺に悲しいお知らせが……」と、今回の松陰寺の連続ドッキリは本来ゴールデンの「スペシャル枠」で放送される予定だったが、深夜レギュラー枠に回されたと伝えられると、松陰寺は悲しそうに笑いながら「いや、映れるだけよかった！」「お蔵よりはましだろう」とポジティブフレーズを絞り出し、共演者らを笑わせていた。