ムロツヨシ、“中村倫也愛”30分熱弁に反響「泣きそう」…戸田恵梨香ら交流秘話も
13日にかけて、俳優のムロツヨシ(44)と中村倫也(33)がSNS上の動画配信を通じて“リモート交流”。互いの好きなところを明かし、ファンの間で反響を呼んでいる。
4月初めの緊急事態宣言以降、毎日のように更新されているYouTubeの動画シリーズ「中村さんちの自宅から」。ファンからの質問に答える回答動画に加えて、時折ビールを飲みながらゆるい雰囲気で中村自ら腕を振るう料理動画が好評で、13日までの計23本の総再生回数は800万回に迫る勢いだ(5月13日現在)。一方のムロも、毎朝の“一人語りインスタライブ”が日課となりつつあり、両者とも巧みな話術を武器にコロナ禍において積極的にSNSを活用している。
きっかけは11日、中村がツイッター上で行った毎週恒例の質問募集。2万を超える大量の質問が殺到したが、その中にムロからの「わたしに気づきますか?」といったメッセージがひっそりと含まれていた。
翌12日に配信された「中村さんちの自宅から22」にて、中村はムロのツイートに言及。「俺これ見つけたときね、なんか背筋がゾクゾクッとした。怖!って。例えるなら、女の子と楽しそうにしゃべってるときに視線感じるなってぱっと振り向いたら、付き合ってる女がじーっとこっち見てるみたいな」とユーモアを交えて語る一方で、「自分の人生リスク背負って切り開いている人はやっぱ素敵だなと思う」「ムロさんとかはそういう人」と尊敬する点を明かし、「中村倫也の好きなところをたっぷりとお願いします」とムロにバトンを渡した。
これを受けて、13日朝のインスタライブで「お互い動画配信を使ってメッセージのやりとりってなんですか」とグチりつつ、中村についてとうとうと語り始めたムロ。12年前、自身の舞台を見に来た中村に声をかけられたことがきっかけで出会い、そこからの長い付き合いだという2人。ムロにとって中村は「甘えたくなる人」「かなり甘えている年下ランキング上位」だといい、「彼のいいところは、人間性もお芝居もそうですけど、受け皿。どんな人とお仕事しても、絶対その人がやりたいこと、伝えたいことを受けるスペースを必ず用意している」「(どんなポジションでも)マルチにできるオールラウンダー。それがすごいところだと思います」などと手放しで絶賛した。
さらにムロは、『今日から俺は‼』(日本テレビ系)などを手がけた福田雄一監督を初め、山田孝之(36)、生田斗真(35)の名前を挙げ、「中村倫也がこうなることは、数年前から(彼らは)みんなもうわかっていたので驚きはなかった」と力強くコメント。一方の中村は、半年に一度ほど役者の後輩としてムロに質問を投げかけてくるそうで、「僕と中村倫也の関係性がそこにできているのかなと。ベタベタちょくちょくではないけど、それぐらいがちょうどいい」と、つかず離れずの“よき師弟関係”であることを明かした。
■戸田恵梨香との交流秘話「楽しく盛り上がった」
このほか、18年に自身が出演したドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系)の撮影前に、中村が戸田恵梨香(31)と引き合わせてくれたという裏話も登場。「戸田恵梨香ちゃんとしっかり話したのはそこが初めて。そこで楽しく盛り上がったというのもあって、感謝しております」と話したほか、「(中村が出演した)『凪(のお暇)』(TBS系)の前に、黒木華(30)ちゃんと倫也をお返しとして会わせてみたりもしましたけどね」と互いに人脈をつなぎ合っている貴重なエピソードなども披露した。
約1時間のインスタライブの中で、30分を超す長尺で“中村倫也愛”を語り尽くしたムロ。SNS上には「照れながらも嬉しいそうに話す姿に泣きそうになっちゃった」「素敵な関係性」「ムロさんのラブがいっぱい伝わってきました!」「朝からほっこりしました」「いつか、またお二人が共演されるのをすごく楽しみにしています‼」と数多くの反響が寄せられた。
2017年の『スーパーサラリーマン左江内氏』(日本テレビ系)では、でこぼこ警察コンビとして抜群のかけあいを見せた2人。役者として互いに認め合う者同士、さらなる活躍ぶりから目が離せない!